バーンズ米国務副長官が中国を訪問、1番の関心事は尖閣問題か―中国メディア

Record China    2012年10月16日(火) 12時39分

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16日、バーンズ米国務副長官が日本訪問を終え、中国を訪問する。中国メディアは、今回の訪問は領有権問題による日中関係の悪化と関係していると分析している。写真は9月、河南省信陽市の「魚島」で尖閣諸島の領有権を主張する観光客8人。

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2012年10月16日、アジア歴訪中のバーンズ米国務副長官が日本訪問を終え、16、17日の2日間、中国を訪問する。中国新聞網が伝えた。

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米国務省は11日、バーンズ氏が13日にアジア5カ国歴訪へ出発すると発表、14〜15日に日本を訪問した後、韓国と中国を訪れ、17日にミャンマー、18日にインドを訪問する予定となっている。日本では玄葉光一郎外相、森本敏防衛相、自民党安倍晋三総裁らと会談し、尖閣諸島問題などについて話し合った。

尖閣諸島問題をめぐっては、米国は日本の「領有権」ではなく、「行政権」のみを認めているが、玄葉外相はバーンズ氏との会談で「日本政府の立場への理解」を求め、両者は日米同盟の重要性を確認し合った。

これを受け、中国外交部の洪磊(ホン・レイ)報道官は15日の定例記者会見で、「日本は釣魚島(尖閣諸島)問題に他国を引き入れ、中国をけん制しようとしているが、全くの無駄である」と反発、「中国側は米国が何度も中立を表明していることに注意を払っている。米国には言ったことを守っていただきたい」と不快感をあらわにした。

バーンズ氏が日本訪問後に韓国と中国を訪れることは、領土問題による3カ国の関係悪化と関係しているとみる向きが多い。ただ、米国が仲介役を買って出て関係緩和に努めるのか、単に聞き役に徹するだけなのかについては、今のところ未知数だ、と記事は伝えている。(翻訳・編集/NN)

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