空母を手にした中国は超大国になったのか?歩まなければならない道はまだまだ長い―UAE紙

Record China    2012年10月18日(木) 5時38分

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15日、UAE紙the Nationalは記事「超大国になるために、中国はまだ険しい道程を残している」を掲載した。中国が超大国となるかどうかについて考察している。写真は今年4月、中ロ海軍の合同演習。

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2012年10月15日、UAE紙the Nationalは記事「超大国になるために、中国はまだ険しい道程を残している」を掲載した。環球時報(電子版)が伝えた。

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中国初の空母が就役した。これは世界に新たな超大国が登場したことを示すものだろうか。そうとは限らない。中国という国がそうであるように、この問いの答えもきわめて複雑だ。

過去20年、中国の軍事費はほぼ毎年、二桁成長を記録した。今や軍事費は世界2位。新型の潜水艦、巡航ミサイル、弾道ミサイルなどの兵器を整えている。軍事費だけではない。中国の経済力も飛躍的な成長を遂げている。

しかし中国の実力と今後については意見が分かれる。今後20〜30年以内に中国が超大国になるとの予測は多い。だが一方で西洋中心の世界秩序はきわめて強固で中国が新秩序を作ることは難しいとの予測もある。さらに経済力と軍事力はともかく、文化などのソフトパワーや海外投資の面では中国はまだまだ途上国でしかないとも指摘されている。

中国は今歩んでいる成功の道を外れる必要はない。香港科技大学のBarry Sautman氏はそう指摘する。しかし中国の実力を見せようとしたり、中国流のやり方を受け入れてもらおうとすれば、そのコストはきわめて高くつき、リスクも大きい。この成功の道を歩み続けるとしても、超大国になるための道はまだまだ険しく長いものとなる。(翻訳・編集/KT)

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