中国製ロボット部品のシェアが1年で8倍に激増、国産は足踏み―韓国

Record China    2018年10月24日(水) 6時0分

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22日、観察者網は、韓国に輸入される中国製ロボット部品が急増する一方で、自国のロボット産業は停滞していると韓国メディアが報じたことを伝えた。資料写真。

2018年10月22日、観察者網は、韓国に輸入される中国製ロボット部品が急増する一方で、自国のロボット産業は停滞していると韓国メディアが報じたことを伝えた。

記事は、韓国メディア「エコノミートークニュース」の22日付報道を紹介。韓国のロボット産業振興院のデータによれば、韓国に輸入される中国製ロボット部品の割合が前年の3.6%から8倍近い27.1%に達し、日本に次ぐ第2の輸入相手先になったと紹介。韓国国会の議員からは「低廉な中国製ロボット部品の輸入比率が大きく増え、韓国企業の競争力を高める必要に迫られている」との声が出たとしている。

そのうえで記事は、「今年下半期に入って、中国のロボット産業の成長は鈍化している。韓国の関係者の発言には、ロボット産業振興に向けた新たな対策を打ち出し、より多くの予算を獲得しようという意図があるようだ」と指摘。韓国政府による市場開発型ロボット普及事業予算が2014年の125億ウォンから今年は4割以上少ない76億ウォンにまで減少し、ロボット部品供給事業予算も減り続けていることを紹介した。

一方で、韓国国内の国産ロボット産業に対する憂慮とは裏腹に、中韓両国間のロボット開発協力は依然として続いているとし、今年5月には中韓産業協力省級対話が行われ、ロボットや自動車分野の協力に向けて幅広い意見交換が行われたことを伝えた。(翻訳・編集/川尻

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