中国本土と香港、マカオをつなぐ「港珠澳大橋」、いよいよ開通

フライメディア    2018年10月23日(火) 17時20分

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2009年の着工から約9年という歳月を経て、香港~マカオ~広東省の珠海を結ぶ巨大な橋『港珠澳大橋』(Hong Kong-Zhuhai-Macao Bridge/HZMB)が開通をする。

2009年の着工から約9年という歳月を経て、香港~マカオ~広東省の珠海を結ぶ巨大な橋『港珠澳大橋』(Hong Kong-Zhuhai-Macao Bridge/HZMB)が開通をする。

『港珠澳大橋』のホームページによると、10月24日9時より開通されるとの事。また、前日の23日には珠海で開通式典が行われ習近平国家主席が参加をすると地元のメディアが報じている。

この橋は55キロもの長さがあり、12キロの香港リンクロード、29キロのメインブリッジ、13キロの珠海リンクロードより成り立っている、世界最長の海上橋(一部トンネル)となる。

香港からマカオへまでの移動方法としては、約1時間の高速フェリーの利用が主な交通手段だった。橋の開通によって香港からマカオ側の出入口までの移動時間は約30分~40分程度に短縮されるとの事。(香港側はランタオ島の空港近くに、そしてマカオも新たな人工島が作られ、出入国管理所として利用される)

橋の利用は24時間可能という事もあり、今後香港とマカオ・珠海の距離だけではなく経済・人・物の距離がぐっと縮まることが推測される。なお、こちらの港珠澳大橋は、車両専用の橋となっている。

橋を渡る主な方法となるクロスハーバー・シャトルバスはピーク時間には5分おき、ピーク時間以外では10~15分間隔、また深夜でも15~30分間隔で運行されるとの事。また、許可取得済みのバス会社による香港市内の各所からマカオ内各ホテルまでのバスも運行される予定。

開通後はシャトルバスや市内間の直通バスなどを利用の上、またレポートをしてみたい。(提供/フライメディア)

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