一部は中国製、エアバッグに偽物の可能性―米国

Record China    2012年10月13日(土) 9時59分

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9日、米運輸省道路交通安全局は過去3年以内に交換したエアバッグの一部に正常に作動しない偽物が使用されている可能性を指摘した。資料写真。

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2012年10月9日、米運輸省道路交通安全局(NHTSA)は過去3年以内に交換したエアバッグの一部に正常に作動しない偽物が使用されている可能性を指摘し、該当の自動車オーナーに対して注意を呼び掛けた。偽エアバッグの一部は中国から流入したものだという。10日付で米華字メディア・多維新聞が伝えた。

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AP通信によると、NHTSAは9日、米自動車業界に対し、数万台の自動車に偽エアバッグが装着されている可能性を指摘した。NHTSAのテストで、一部のエアバッグに作動時に空気が充満せず、的確に膨らまなかったり、壊れてビニールの破片となってしまったものが見つかった。これらのエアバッグはブランドのロゴなどを含めて外見上は正常なものとまったく変わらず、見分けがつかないという。調査担当者は「偽エアバッグの一部は中国から輸入されたものだ」と話している。

米国では37%の自動車ブランドが自身のメンテナンス店舗を所有しており、これらの店舗では自動車メーカーから直接部品を仕入れるため、偽エアバッグが使用される可能性はない。しかし、自動車事故の後、保険会社が推薦するメーカー系列に属していない独立したメンテナンス工場などで修理した場合には、偽エアバッグが装着されている可能性があるという。

NHTSAは偽エアバッグが使用された可能性のある10数種類の車種およびブランドを発表し、過去3年以内にエアバッグを交換した自動車オーナーに対し、注意と検査の実施を呼び掛けている。(翻訳・編集/HA)

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