韓国国会で「韓服姿」の議員が話題に、韓国ネットでは賛否両論「まず仕事をしっかり」

Record China    2018年10月18日(木) 0時10分

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2018年10月16日、韓国・アジア経済は、国会の国政監査に2人の議員が韓服姿で出席し、話題を集めたと報じた。写真は韓国の伝統衣装。

2018年10月16日、韓国・国会文化体育観光委員会で行われた公共機関および関係機関に対する国政監査に、与党「共に民主党」のソン・ヘウォン議員と野党「正しい未来党」のキム・スミン議員が韓服(韓国の伝統衣装)姿で出席し、話題を集めた。韓国・アジア経済が同日に伝えた。

記事によると、同委員会の委員長を務めるアン・ミンソク議員は「韓国の伝統文化に関わる政策を担当する文化財庁の象徴性を考慮し、関係のある服装を準備してほしい」と提案していた。アン議員は「私も着用を考えたが、1人では恥ずかしい気がしてできなかった。伝統衣装を着るにも勇気が必要だ。これが現実だ」と話し、来年の文化財庁の国政監査では、与野党関係なく伝統衣装を着用することを呼び掛けたという。

キム議員は、金箔で飾られた黒のチョゴリ(上衣)と、深い紅色のチマ(下衣)の改良韓服(現代風にアレンジした韓服)姿で、頭にも飾りを着用。ソン議員は、黒地に白い襟の韓服を着用したという。

アン議員は、これに先立ち「規律に縛られず、文化的想像力を刺激する服装をしよう」とも呼び掛けており、同委員会の常任委員らが今年の国政監査における「ノーネクタイ」を採択している。

この記事に対し、韓国のネットユーザーからは「国民はほとんど韓服を着ていない。議員が手本を示していて、いいと思う」などの称賛の声も寄せられているが、「趣旨はいいけど、派手過ぎ」「頭の飾りまではやり過ぎでは…」「これから舞踊でも披露するの?」「伝統を守るのはいいことだけど、まずは仕事をしっかりやってよね」という厳しい声も多く見られた。(翻訳・編集/麻江)

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