秋の長期連休に映画バトル!興行トータル50億円超、人気トップは「太極」―中国

Record China    2012年10月10日(水) 17時57分

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8日、「史上最も激烈」と言われた10月はじめの長期連休の映画戦線は、話題作5本だけで4億元を超えた。写真は映画「太極1従零開始」より。

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2012年10月8日、中国の映画市場では10月初週の長期連休が年間でも最も重要なかき入れ時のひとつだが、「史上最も激烈」と言われた今年の映画戦線は、たいへんな盛況だったようだ。捜狐網が伝えた。

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中国では国慶節(建国記念日)を挟んだ先月30日〜今月6日の期間が、大型連休となった。例年、「国慶節戦線」と呼ばれる映画の公開ラッシュだが、今年は大作や話題作が目白押しで、「史上、最も激烈なバトル」と言われたほど。連休7日間を終えて、国内の映画興行収入は話題作となった中国語映画5本だけでも4億元(約50億円)を突破。昨年より20%近い成長を示した。

その苛烈なバトルでトップに躍り出たのが、香港のカンフーアクション映画「太極1従零開始(Taichi 0)」。先月27日に封切られ、今月6日には興行収入1億元(約12億4000万円)を突破している。これに対し、前評判の高かったチャン・ツィイー(章子怡)と韓流スターのチャン・ドンゴン出演の「危険関係」、チョウ・ユンファ(周潤發)主演で玉木宏も出演している「銅雀台」は、意外な苦戦を強いられた。連休期間の成績はそれぞれ、5000万元(約6億2000万円)と8000万元(約10億円)という数字だった。

女優ファン・ビンビン范冰冰)主演のサスペンスミステリー作「二次曝光」も8000万元(約10億円)近くを稼ぎ出し、映画評もおおむね好評。同作は、2010年の東京国際映画祭でビンビンに最優秀主演女優賞(「ブッダ・マウンテン」)をもたらした女性監督リー・ユー(李玉)と再タッグを組んだ意欲作だ。反面、「これはビンビンのファッションショー映画だ」との声も聞かれている。(翻訳・編集/Mathilda

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