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中国、AI翻訳機が新たなトレンドに

人民網日本語版    2018年10月16日(火) 18時40分

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人工知能(AI)がトレンドとなるにつれ、AI翻訳機がAIスピーカーに続いて前途有望なハードウェア市場となりそうだ。海外旅行中の「翻訳ニーズ」に目を付け、各大手テクノロジー企業は次々に翻訳機を発表している。

人工知能(AI)がトレンドとなるにつれ、AI翻訳機がAIスピーカーに続いて前途有望なハードウェア市場となりそうだ。海外旅行中の「翻訳ニーズ」に目を付け、各大手テクノロジー企業は次々に翻訳機を発表している。ただ、翻訳機市場は今年に入って盛り上がりを見せているものの、スマホとは別個の、翻訳機単体が海外旅行市場で長期にわたってヒット商品となるかは未知数といえる。北京日報が報じた。

「翻訳」と「インターネット接続」の二刀流を実現する翻訳機

今年の国慶節(建国記念日、10月1日)に合わせた連休中、米国旅行に出かけた王琳さんは、旅行先でもインターネットを利用するために、旅行サイト・携程で「翻訳機」をレンタルした。「はじめは電話カードを買おうと思っていたけど、同行者とインターネットを一緒に使わなければならないことを考えると、スマホでは電池が持たないので、翻訳機にした」と説明し、それを利用してみると、「Wi-Fi接続ができる翻訳機で、インターネット接続もできたし、翻訳もしてくれた。ドラッグストアで薬を買う時に翻訳機を使うと、現地の人と本当に問題なくコミュニケーションが取れた」という。

携程のサイトを見てみると、Wi-Fi関連商品のうち、Wi-Fi翻訳機が新たな人気商品となっていた。例えば、米国旅行に行くときにWi-Fiレンタルを利用し、北京首都国際空港と上海浦東国際空港で、「百度共享Wi-Fi翻訳機」を受け取ったケースはそれぞれ、月間4690件、6636件となっており、ほとんどのWi-Fiレンタル件数を上回っていた。レンタル価格は1日当たり22.9元(約370円)からで、一般的なWi-Fiレンタルより安い価格設定となっている。

翻訳機は、ECプラットフォームでも人気の旅行グッズとなっている。蘇寧易購が発表した国慶節(建国記念日、10月1日)に合わせた連休中の旅行消費ビッグデータ報告によると、今年、翻訳機の販売数が前年同期比1107%増と、激増した。販売台数が最も多かった都市トップ3は北京、深セン、上海だ。

翻訳機の値段は差が非常に大きく、最も高いもので4000元(約6万4600円)以上、最も安いもので300元(約4800円)以下だ。機種によって機能も異なり、「百度共享Wi-Fi翻訳機」はWi-Fi機能搭載で、スイッチを入れるとインターネット回線に自動接続され、スマホでもそのネット回線に接続できる。「準児翻訳機」は、ディスプレイスクリーン搭載で、音声翻訳してくれると同時に、テキストがスクリーンに表示され、写真を撮ると、画像に含まれる外国語を翻訳してくれる機能も付いている。さらに、観光スポットのガイド内容も見ることができる。「小米翻訳機」は、外部のWi-Fiに接続する必要があるものの、値段が安い。

個人旅行人気で翻訳機のニーズ高まる

王さんは学生時代を振り返り、「スマホはまだなく、クラスメイトの多くが電子辞書を使っていた。しかし、スマホが普及してからは、各種翻訳ソフトがダウンロードできるようになった。そのため、スマホが最も便利な翻訳アイテムとなった」と話す。では、多くのテクノロジー企業は今、なぜ翻訳ハードウェアに力を入れるようになったのだろう?

「百度共享Wi-Fi翻訳機」の関係責任者によると、ハードウェアという観点から見ると、スマホは近距離無線通信には適しているものの、周囲が騒がしい環境では、翻訳が必要な音声を認識するのが難しい。一方、翻訳機は、ノイズキャンセリング機能が付いているため、騒音が多い環境下でも翻訳が必要な音声だけを認識できる。その他、スマホの翻訳ソフトは手間がかかり、海外で道を聞こうと思うと、スマホを取り出してソフトを開け、翻訳するまでにおよそ7ステップ必要だ。一方、翻訳機ならボタンを1回押すだけですぐに翻訳してくれる。

「エントリーモデルのカメラは、完全にスマホに取って代わられた。これは7、8年前には想像もつかなかったことだ」と話すツアーガイドの蒋■(■は品の口が金)さんは、今の単体の翻訳機の人気はおそらく一過性のもので、今後はスマホの翻訳アプリがさらにグレードアップすると予測している。

翻訳機の登場は、AI技術の発展と切っても切れない関係にある。近年、機械翻訳技術が成熟し、多くのテクノロジー企業が翻訳技術の商品化を進めている。統計によると、中国国内の十数社がさまざまなタイプの翻訳機を発売している。

現在、ほとんどの翻訳機がターゲットにしているのがアウトバウンドインバウンド観光市場だ。分音塔科技司(BABEL TECHNOLOGY)のマーケティング担当者・謝燕順さんは、「海外での翻訳というのは、非常に大きな硬直的需要で、今後も安定して成長するだろう。例えば、『準児翻訳機』は発売前に、旅行シーンを深く研究し、旅行関連の名詞や専門用語、関連コーパスなどを長期にわたって調査し、清華AI翻訳技術を採用して、翻訳機の旅行シーンにおける翻訳の精度を向上させた」と説明する。

統計によると、海外旅行に出かける中国人観光客のうち、個人で出かける人の割合が上昇している。ツアー旅行にしても、個人旅行にしても、異国の地で現地の人とコミュニケーションを取るのが最大のボトルネックとなっており、スマート翻訳機のニーズも高まっている。

ユーザー体験向上が競争の焦点に

海外旅行に出かける人のほか、ビジネスマンの間でも翻訳機が人気となっている。その理由は、場所を問わずに使えるほか、通訳を雇う費用を節約できるからだ。ただ、ビジネスシーンでは文脈がより複雑になるため、うまく翻訳できない可能性が高いだろう。

外国人のクライアントとのコミュニケーションのために、テクノロジー関係の仕事に従事する尚さんは今年、「科大訊飛」の翻訳機を購入した。しかし、外国人のクライアントに自身の3Dプリントプロジェクトを紹介しようとすると、翻訳機はフリーズしてしまったという。「3Dプリント業界や当社の設備に関する用語となると、翻訳機の翻訳は正確でなく、専門用語は人が説明しなければならない」と尚さん。

その他、「翻訳機の音声は女性の声ばかり。男の僕がそれで他の人と交流するのはちょっと恥ずかしい」、「画素が低く、A4サイズのメニューの場合、20回ぐらい撮影しないと全部翻訳してくれない」、「長いフレーズだと、翻訳できない」など、ECプラットフォームにも、ユーザーからさまざまな苦情が寄せられている。

謝さんは、ユーザー体験向上が翻訳機の今後の競争の焦点となり、Aiが一層学習を重ねることで、翻訳の精度も向上するほか、翻訳可能な言語も増え、双方向の交流体験も向上すると予測している。その他、翻訳機が世代交代するごとに、搭載機能も増え、ユーザーのさまざまなニーズを満たすことになると見ている。

業界関係者は、伝統的な3C(Computer、Communication、Consumer Electronics)商品と比べると、翻訳機の発展速度は非常に早く、今後2-3年で成熟の段階に入り、中国の翻訳機市場は500-1000万台規模に達するだろうと予測している。(編集KN)

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