外交部、米指導者の台湾関連発言を批判

人民網日本語版    2018年10月16日(火) 17時20分

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「中国側は中南米3カ国を説き伏せて台湾と『断交』させ、台湾海峡の安定を脅かした」との米国の指導者による最近の発言に対して、外交部(外務省)の陸慷報道官は15日の定例記者会見で「米側の非難は完全に白を黒と言い、是非の区別のつかないものだ」と述べた。

陸報道官は「世界には1つの中国しかなく、台湾は中国の不可分の一部だ。これは国際社会の一致した共通認識だ。中国と関係国による『一つの中国』原則を基礎とする国交樹立は、双方が主権国家として有する主権的権利であり、完全に国際法と国際関係の基本準則に合致し、歴史の潮流に一致し、大きな趨勢であり、人々の望む方向だ。米国は40年近くも前に『一つの中国』原則に従い中国と国交を樹立したのに、今では他国が同じようにすることにとやかく言い、むやみに干渉してすらいる。これは全く筋が通らない」と述べた。

また「台湾地区指導者の米国での『トランジット』の許可、台湾への武器売却計画の発表など、米側は最近台湾問題で一連の誤った手法を取ってきた。こうした行為は『一つの中国』原則と中米間の3つの共同コミュニケの規定への重大な違反であり、『台湾独立』勢力をのさばらせる後押しとなり、中米関係と台湾海峡の平和・安定を損なった」と指摘。

「中国側は米側に対して、中米関係と台湾海峡の平和・安定がさらに損なわれることのないように、過ちを正し、台湾とのいかなる公的交流及び軍事的結びつきの発展も止め、台湾地区への武器売却を止め、中国と国交を樹立した、またはそれを望む国々への不当な干渉を止め、『台湾独立』勢力の発展をしっかりと抑えるよう求める」と述べた。(編集NA)

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