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2007年3月13日、青海省玉樹チベット族自治区可可西里(ココシリ)国家級自然保護区管理局は、絶滅危惧種のチベットアンテロープ(別名チルー)の母子の安全を保護するため、7人からなるパトロール隊を保護区に派遣した。
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2007年3月13日、青海省玉樹チベット族自治区可可西里(ココシリ)国家級自然保護区管理局は、絶滅危惧種のチベットアンテロープ(別名チルー)の母子の安全を保護するために、7人からなるパトロール隊を保護区に派遣した。
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3月はチベットアンテロープのメスが妊娠して動きが重くなっており、密猟者に狙われやすいのだ。
可可西里管理局局長ツァイ・ガーの話によると、パトロール隊の仕事を支援するため、索南達傑(ソナンダジェ)、沱沱(トト)河などの4つの自然保護区のパトロール隊員も保護区と道路をパトロールする。管理局からなる応急予備隊もいつでも前線に出られるよう、パトロールする隊員と連絡を取り合っている。パトロール隊は保護区の新疆ウイグル自治区と青海省の境界付近の違法ハンティングを監視する。それと同時に、保護区において行なわれた密猟や希少植物の採取などを厳しく取り締まる。(翻訳・史湘懿/編集・佐々木康弘)
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