混雑や民泊トラブル、日本で初の「観光公害」実態調査―中国メディア

Record China    2018年10月16日(火) 11時50分

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日本で、外国人観光客が増加する一方で、「観光公害」の問題も増えている。写真は京都。

2018年10月15日、環球網によると、日本を訪れる外国人観光客の増加につれ、地元の生活環境が悪化するなど、いわゆる「観光公害」の問題も増えている。日本の観光庁が初の実態調査を行っている。

問題として挙げられているのは、交通混雑や民泊に関連するトラブルなどで、調査を通じて詳しい状況や有効な対策事例を把握し、平穏な住民生活との共存に向けて今年度内に報告をまとめるという。

観光公害は「オーバーツーリズム」とも呼ばれ、京都や鎌倉など各地で観光シーズンを中心に電車やバスが激しく混雑するなどの問題が出ているほか、民泊では利用者の騒音やごみの放置などのトラブルがたびたび起きている。

18年は1-8月だけで2131万人の外国人観光客が日本を訪れており、通年で初めて3000万人を突破すると予想されている。政府は20年には4000万人、30年には6000万人の目標を掲げているが、トラブルが増えれば旅行者の満足度も低下し、目標達成は難しくなる。

中国のネットユーザーからは、「観光客が増えすぎて迷惑している人がいるのか」「でも、何だかずいぶんな扱いだな」「経済効果を語る時は、人が多すぎるとか公害だとか言わないのに…」「受け入れ態勢が不十分なら外国人を呼ばなければいいじゃないか」「日本に行ってきたばかり。人が多いとトラブルになりやすいから、観光客の多い時間帯は避けるといいね」などさまざまなコメントが寄せられている。(翻訳・編集/岡田)

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