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医療機関とグル、上京した病人がカモ―北京市地下鉄内で私服警官が「医託」団12人を検挙

配信日時:2018年10月15日(月) 9時50分
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北京市メディアは13日、北京市公安局(北京市警)が12日、地下鉄2号線内で地方から病気治療のために同市に到着したばかりの人を狙って「医託」と呼ばれる詐欺行為を繰り返していた2グループ12人を検挙したと発表したと報じた。

北京市メディアは13日、北京市公安局(北京市警)が12日、地下鉄2号線内で地方から病気治療のために同市に到着したばかりの人を狙って「医託」と呼ばれる詐欺行為を繰り返していた2グループ12人を検挙したと発表したと報じた。

「医託」とは、有名病院で優先して受診できるなどと持ちかけて騙し、最終的には小さな病院や簡素な診療所で受診させる行為。「医託」により患者を連れて行くことで、病院や診察所から高額の報酬が支払われるという。病気治療を求めてやって来た患者や家族の、「北京をよく知らない」との不安につけ込む詐欺行為だ。

地下鉄2号線には北京駅があり、長距離列車で北京に到着した人の利用が多い。「医託」は電車が混みあう時間帯を避け、始発電車で「仕事」をしていた。多くの場合男女がペアになり、病気治療のため上京したと見られる人に声をかける。

自分らは親子や夫婦と称し、相手を気の毒がるふりをして、北京市内の有名病院で優先して治療を受けられるつてがあるなどと持ち掛ける。自分も同じ病気で治療を受けているので可能だなどと話す場合もあるという。一味は言葉巧みに相手を信用させていたという。

検挙に当たっては私服警察官20人が、地下鉄北京駅の午前5時10分の始発電車の時刻に合わせ、ばらばらに入場して乗車。すると、警察官を病気治療のために上京した人と思い込んだ「医託」団のメンバーが話しかけてきた。警察官は5時45分までだまされたふりをして話を聞き、12人を一斉に検挙した。

12人は7人から成るグループと5人のグループにそれぞれ属していたことが分かった。7人は女で5人は男だった。年齢は35歳から50歳までで、いずれも河北省安国市の出身だった。12人のうち10人は警察により処罰された経歴があった。

警察は、検挙された12人のうち10人には「公共の場所の秩序を乱した」として行政拘留の処罰を科し、2人は警告処分にしたという。行政拘留とは警察などが罪状が比較的軽いと判断した場合、裁判を経ずに科すことができる刑。身柄の拘束期間は最長で15日間で、多くの場合には10日以内。

なお、「医託」を利用した医療機関に対しての処分/処罰は伝えられていない。(翻訳・編集/如月隼人

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