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万里の長城を守る清掃人、拾うゴミは1日に50キロ以上―中国

配信日時:2012年10月7日(日) 21時54分
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2012年10月6日、秋の大型連休期間、人出でにぎわう観光地だが、その影で働く清掃人によって美観が保たれていることを忘れてはならない。
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2012年10月6日、秋の大型連休期間、人出でにぎわう観光地だが、その影で働く清掃人によって美観が保たれていることを忘れてはならない。チャイナフォトプレスが伝えた。

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秋の大型連休期間、北京郊外の万里の長城には130人の清掃員が配置された。今年50歳になる常さんもその一人だ。かれこれ26年間、万里の長城で清掃員をしている。この連休期間、清掃員の責任は重大なので、太陽も出ないうちから早起きし簡単に身支度と食事を済ませたら、自転車で10キロ離れた家から万里の長城に出勤する。

ゴミはいたるところにある。常さんは腰をまげて手でチリ紙をひろっては黒いごみ袋に入れていく。人が多すぎて腰を曲げられない時は火ばさみをつかう。数歩ゆくごとにゴミを拾うので、おそらく一日5〜6000回は腰をまげている。

ゴミをきちんと捨てない客も多い。「ゴミ箱のすぐそばにあるゴミもあるよ。投げたけどちゃんと入らなかったんだね」。常さんは口数が少なく、道をあけてくれるように丁寧にお願いする以外は口を開かない。しかし仕事には手を抜かない。彼が歩いた場所はゴミがない。

常さんの収入は多くはない。この連休期間、稼ぎは残業代を合わせても約1500元(約1万9000円)ほど。祝日を過ごす費用として300元(約3800円)の特別手当が出たのが嬉しかった。

夕方5時過ぎ、常さんの集めたゴミは50キロ以上になった。普段の倍の量だ。ゴミ袋を背中に背負うと、よいしょとゆっくり立ち上がり、観光客でにぎわう長城を降りていった。(翻訳・編集/YM)

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