日本のミュージカル「魔法をすてたマジョリン」中国語版が北京で初公演

人民網日本語版    2018年10月12日(金) 15時40分

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中日平和友好条約締結40周年を記念して、北京保利劇院管理有限公司が四季歓歌(北京)文化芸術有限公司と共同でプロデュース、製作した日本の劇団四季の名作ファミリーミュージカル「魔法をすてたマジョリン」中国語バージョンが11月30日から12月2日まで北京保利劇院で5回公演される。

中日平和友好条約締結40周年を記念して、北京保利劇院管理有限公司が四季歓歌(北京)文化芸術有限公司と共同でプロデュース、製作した日本の劇団四季の名作ファミリーミュージカル「魔法をすてたマジョリン」中国語バージョンが11月30日から12月2日まで北京保利劇院で5回公演される。中国新聞網が報じた。

「魔法をすてたマジョリン」は、1982年に初演され、劇団四季の代表的なオリジナルミュージカルとして、日本での総公演回数が1100回に達している。そして今回、その中国語バージョンの公演が中国で行われることになった。

同ミュージカルは、命、尊厳、友情、勇気をテーマにしたストーリー。いたずら好きで常識知らずの魔女「マジョリン」が、思いやりがあり、豊かな感情を持ったやさしい魔女になり、普通の人間との間に友情を築いていく。

「魔法をすてたマジョリン」の日本版の主人公は「魔女」ということもあり、ワクワクするファンタジーなシーンが見所となっている。また、ハイレベルな舞台效果を実現しており、出演者が舞台上を自由に飛び回ることができるほか、歌舞伎の引き抜きの手法を採用し、衣装が一瞬でボロボロになるシーンもある。

劇団四季は、ミュージカル界の大御所である演出家の故・浅利慶太氏らが立ち上げたアジアで最大規模を誇る劇団の一つ。その公演数は年間3000回以上となっており、観客動員数はおよそ280万人。立ち上げから60年以上経っているが、劇団四季は日本で最もハイレベルなミュージカルを上演し続けてきた。浅利氏は今年7月に、悪性リンパ腫のため東京都内の病院で死去した。享年85歳だった。

中国語バージョンを企画したプロデューサーの王翔浅さんは、劇団四季の中国代表で、1992年に日本に留学して、演劇学を専攻し、修士学位も取得した。2004年に帰国してからは、劇団四季の中国代表を務め、14年には、四季歓歌(北京)文化芸術有限公司を立ち上げ、劇団四季のオリジナルミュージカルを中国で上演するためのライセンス契約を担当している。これまでに、劇団四季と北京人民芸術劇院が提携するシェイクスピアの名作「ハムレット」の上演をプロデュースしたほか、17年には、劇団四季のファミリーミュージカル「人間になりたがった猫」の中国公演を実現した。(編集KN)

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