「中国最北端の村」に国家1級保護動物・クロテン現る

人民網日本語版    2018年10月11日(木) 22時40分

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「中国最北端の村」で知られる黒竜江省大興安嶺地区漠河市北極村で9日、中国国家1級保護動物に指定されている非常に稀少な野生動物のクロテンが目撃された。

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「中国最北端の村」で知られる黒竜江省大興安嶺地区漠河市北極村で9日、中国国家1級保護動物に指定されている非常に稀少な野生動物のクロテンが目撃された。北極村でクロテンが目撃されるのは過去20年において初めてとなる。中国新聞網が伝えた。

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漠河市は黒竜江省北西部に位置する。同市所轄の観光名所・北極村は「中国最北端の村」として、中国国内で唯一オーロラを観測できる場所となっている。

今回クロテンを目撃したという北極村の王鉄双さんは、「9日午前に家の近くの柳の木の上に、体長30センチほどのネコのような動物がいるのを見かけた。口がとがっており、しっぽは長く、体は灰色の短い毛に覆われていた。おそらく飼い犬が木の上に追いやったのだと思う。写真を撮影してから、犬を追い払うと、その動物は地面に降りて、逃げて行ってしまった」と当時の様子を話す。その後、王さんは撮影した写真を現地の動物保護部門に提供。鑑定の結果、その動物が国家1級保護動物のクロテンであることが判明した。

同市の動物保護部門によると、「クロテンの体長はネコと同じくらいで、群れではなく単独行動を好み、木登りを得意とする。野生のクロテンは主にカザフスタンやロシア、モンゴル、中国、朝鮮、日本などの国に生息する」としている。(編集TK)

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