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3日、広東省深セン市のピザチェーンが新店舗オープンで「支払額はお客様次第」というキャンペーンを行ったところ、客が支払ったのは本来の売り上げのわずか10%でしかなかった。写真は今年3月、広州市にオープンしたピザレストラン。
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2012年10月3日、南方都市報によれば、広東省深セン市のピザチェーン「楽凱撒ピザ(Lacasa Pizza)」が新店舗オープンで「支払額はお客様次第」というキャンペーンを行ったところ、3日間で約2万3000元(約28万6000円)分の売り上げがあったにもかかわらず、実際に客が支払った額はその10%ほどでしかなかった。
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新店舗がオープンしたのは9月29日午後6時頃。あらかじめ中国版ツイッター「微博」(ウェイボー)で、店の公式アカウントをフォローすればこのキャンペーンが利用できると宣伝しており、期間は10月2日までと告知していた。店の責任者は「少なくとも売り上げの2割程度は支払ってもらえるだろうと思っていたが、人情に期待しすぎていた。考えが甘すぎた」と話している。
客の多くはキャンペーンを知るとその場で店の「微博」のフォロワーに登録。食事を済ませると店員と目を合わせないようにそそくさと店を出てしまい、フォローも取り消すありさまだった。中には1人で500元(約6200円)以上も“ただ食い”して店を去った客や、ピザを何枚も注文したのに6元(約75円)しか払わなかった客もいたという。(翻訳・編集/岡田)
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