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ファン・ビンビンの公開謝罪文が教材に―文法ミスや誤字12カ所で「悪い作文」の修正事例

配信日時:2018年10月10日(水) 9時50分
ファン・ビンビンの謝罪文が教材に―文法ミスなど多数で修正例に
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脱税が摘発された女優の范氷氷(ファン・ビンビン)さんが、また「叩かれる」ことになった。発表したそれほど長くない謝罪文に文法上の誤りや誤字などが12カ所あったからだ。「正しい文章の書き方」を示すために教材にした中学高校教師もいるという(写真2枚目)。
脱税により追徴課税や滞納金、罰金など約8億8000万元(約144億円)の支払いを命じられた女優の范冰冰(ファン・ビンビン)さんが、また「叩かれる」ことになった。当局により脱税の事実が発表された3日にSNSを通じて発表した謝罪文に、文法上の誤りや誤字などが12カ所あったという。中国メディア新浪網の9日付の記事によると、「正しい文章の書き方」を示すために教材にした中学高校教師もいるという。

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范さんが発表した謝罪文は670文字。日本語に翻訳すれば、400字詰め原稿用紙2枚半~3枚程度の分量だ。つまり日本語で書かれた文章ならば、原稿用紙1枚に4カ所程度のミスがあった感覚だ。

新浪網は改めて、間違いの個所と修正例を示した。「映画『大轟炸』とその他の一部の契約で」と書かれた場所は、映画名と「契約」という言葉は並列できないとして「『大轟炸』などの映画における一部の契約で」または、問題があった契約がひとつだけならば「映画『大轟炸』の契約で」と書かねばならないと指摘した。

かなり細かいようだが、作文を重視する中国における「国語教育」では、かなり厳しく指導される部分だ。

また、謝罪文の最後の文の「向関愛我的朋友家人,真誠的説一句,対不起!(私を気にかけてくださる友人家族に、真心からの言葉を申し上げます。申し訳ありませんでした!)」の部分では、表現上のミスと誤字の両方があると指摘。まず、「朋友家人(友人家族)」は「朋友和家人(友人家族)」とせねばならないとした。

中国語には省略表現が多く、外国人が学習する際にはとまどうことも多いほどだ。ただし、話し言葉ではリズムなどで間違いなく区別できても、そのまま文章にすると誤読される場合がある。「朋友家人」もその一例で、話す場合なら「朋友」「家人」と区切って発音すれば問題ないが、そのまま書いてしまったのでは「友人の家族」と誤読されかねない。そのため作文の際には「朋友和家人」または「朋友、家人」とせねばならない。

記事はさらに「、真誠的説一句」の「的」は間違いで、正しくは「地」と指摘した。この場合の「的」と「地」の発音は同一で、直前の言葉が直後の言葉を修飾することを示す点も同じだが、直後の言葉が名詞なら「的」、動詞なら「地」を用いねばならない。この点も、中国人小学生や外国人の中国語初心者が、厳しく指導される部分だ。

新浪網は、ファンさんの謝罪文をさっそく、「教材」として利用する中学高校教師も出現したと紹介した(写真2枚目)。中国では作文教育が重視されており、その一環として問題のある文章を正しい表現に修正する「改錯題(ガイツオティー)」も盛んに出題されている。ファンさんの謝罪文は、「改錯題」の題材としてもうってつけだったようだ。(翻訳・編集/如月隼人
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