受験生がトイレに閉じ込められた!韓国センター試験は今年も大騒ぎ

Record China    2018年11月16日(金) 16時0分

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15日、日本の大学入試センター試験に当たる韓国の大学修学能力試験が行われた。毎年さまざまなハプニングが発生するが、今年は受験生が試験場のトイレに閉じ込められたとのニュースが話題となっている。写真は釜山。

2018年11月15日、日本の大学入試センター試験に当たる韓国の大学修学能力試験(修能)が行われた。厳しい学歴社会の韓国では修能が一大イベントとなっており、英語のリスニング試験中は飛行機の離着陸が禁止されたり、遅刻しそうな受験生をパトカーが送り届けたりするなど、国全体で受験生を支援する。そのため毎年さまざまなハプニングも発生するが、今年は受験生が試験場のトイレに閉じ込められたとのニュースが話題となっている。

ソウル新聞など複数の韓国メディアによると、釜山市内の高校で修能を受けた女性は1科目目の国語の試験を終えた午前10時ごろ、4階にあるトイレの個室から出ようとしたが、鍵が開かなかった。力いっぱい左右に動かそうとしても鍵はびくともしなかったという。その後、女性の「助けて」という声を聞いて駆け付けた学校関係者らがドアを開けようとするも失敗。結局、施設管理者が脚立を使って個室に入り、工具を使って鍵を開けたという。女性は2科目目の途中から試験を受けたが、気持ちが落ち着かず、まともに問題を解くことができなかったという。女性は「名門大学を目標に今年で3回目だった修能でこんなことに巻き込まれ、怒りが収まらない」とし、「試験後すぐ、試験場の管理をおろそかにしてはならないと問題を提起した」と話したという。

このニュースに韓国のネットユーザーからは多数のコメントが寄せられているが、「運が悪過ぎた」「どうやっても受験生の1年は返ってこない。施設の管理は徹底するべき」「これは十分、不合格の言い訳になる。精神的ダメージが大きい」「怒る気持ちも分かるけど、試験の結果をトイレの鍵のせいにするのはちょっと…。他の受験生たちも、途中で入って来た彼女のせいで集中力が切れたはず」「これが大問題になるのは世界で韓国だけ。そのうち横の人のペンの音にいちゃもんをつける人も出てきそう」「名門大に行くために高校の3年を含め6年を費やさなければならない韓国社会の現状が悲しい」など賛否両論さまざまな意見が見られた。(翻訳・編集/堂本

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