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韓国軍で相次ぐヘリ事故、原因は“幽霊部品”=韓国ネットから怒りの声

配信日時:2018年10月9日(火) 23時50分
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9日、韓国・中央日報によると、韓国軍の主力ヘリコプター500MDとリンクスヘリコプターに、数十億ウォン分の「幽霊会社」の製品が装着されていることが分かった。資料写真。

2018年10月9日、韓国・中央日報によると、韓国軍の主力ヘリコプター500MDとリンクスヘリコプターに、数十億ウォン分の「幽霊会社」の製品が装着されていることが分かった。

韓国の防衛事業庁が9日にイ・ジョンミョン「自由韓国党」議員に提出した資料によると、同庁は500MDとリンクスに装着するボールベアリングなどの部品を購入するため、2006年にA社と、2010年にB社と計70億ウォン(約7億円)に達する契約を結んだ。しかし調査の結果、A社とB社は虚偽の製作者検査証明書を提出していたことが分かったという。

イ議員は「当該部品はどこでどのように製作されたかも分からない。つまり、幽霊部品を付けて飛行しているということ」と指摘した。

1978年に導入された500MDは、陸軍の主力攻撃ヘリとして使われている。リンクスは、海軍の主要作戦に投入される戦力で、水中で潜水艦を探知する役割などを果たす。海軍では、2006年から毎年1件以上のヘリ墜落・衝突事故が起きており、今年7月までの12年間で49人が死亡した。

軍関係者は「海軍でヘリの事故が多い理由の一つとして幽霊部品が挙げられる」とし、「航空部品の認証を受けるには多額の費用がかかるため、正体不明の部品を購入して装着したことで中間に莫大(ばくだい)な不当利得が出ただろう」と指摘した。

同庁が虚偽の検査証明書で兵器を購入したのは、今回が初めてではない。2014年のセウォル号惨事の時、海軍の救難艦はソナー(音波探知機)の故障により出動できなかった。海軍は数年間に及ぶ捜査を受けたが、結局は納品業者が廃業していた事実が判明し、数百億ウォンの損失を被ったという。

こうした問題が繰り返される理由について、記事は「海外の軍需品は国内調達と違い、国防科学技術品質院の品質保証手続きが適用されないため」と説明している。

これについて、韓国のネットユーザーからは「軍内の不正をいつまで放ったらかすつもり?」「内部の裏切りはスパイより恐ろしい」「関係者は自分の欲望のために若者の命を犠牲にした」と不正を疑う声が多く、「国民の命を危険にさらす最悪の犯罪」「死刑にするべきだ」と厳罰を求める声が上がっている。また「こういうニュースはもうたくさん。早く北朝鮮との平和繁栄の時代が来てほしい」と願う声も見られた。(翻訳・編集/堂本

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