革命根拠地で旧日本軍の軍服姿でドラマ宣伝、企画担当者を刑事拘留―中国

Record China    2018年10月9日(火) 12時50分

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8日、新中国成立前の革命根拠地「革命老区」の一つである江蘇省連雲港市カン楡区で、ドラマの宣伝活動の一環として、旧日本軍の軍服姿などで街を行進する活動を企画した男が、騒動挑発罪の容疑で警察に刑事拘留されたことが分かった。写真は中国人民抗日戦争記念館。

2018年10月8日、中国メディアの澎湃新聞によると、新中国成立前の革命根拠地「革命老区」の一つである江蘇省連雲港市カン楡区で、短編ドラマの宣伝活動の一環として、旧日本軍の軍服姿などで街を行進する活動を企画した男(32)が、騒動挑発罪の容疑で警察に刑事拘留されたことが分かった。

記事によると、区内の繁華街で、十数人の男らが旧日本軍の軍服姿で模造品の軍刀や銃などを手に、短編ドラマの告知ボードを掲げて行進する動画がネット上に投稿され物議を醸した。

男らは映像制作会社の社員で、短編ドラマ「小鬼子進カン楡」の告知などを行っていた。市民からの通報を受けた警察官が現場に駆けつけ、男らに活動を停止するよう命じた。

警察は「民族の感情を顧みず、公序良俗を無視し、模造品の旧日本軍の軍服姿で人の注意を引くために大げさな宣伝を行ったことによる影響は極めて劣悪だ」として、騒動挑発罪の容疑で企画担当者を刑事拘留し、他の関係者についても捜査を進めた上で処分することを明らかにした。

同区は「革命老区」の一つであり、区内には全国唯一の「抗日山」がある。(翻訳・編集/柳川)

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