中国、行方不明のICPO総裁「違法行為で調査」発表―台湾メディア

Record China    2018年10月8日(月) 10時50分

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中国へ一時帰国した後に行方不明となっていた国際刑事警察機構(ICPO)総裁で中国公安部副部長の孟宏偉氏について、中国の汚職摘発機関、中国共産党中央規律検査委員会は7日深夜、孟氏が違法行為の疑いで国家監査委員会の調査を受けていると発表した。写真は孟宏偉氏。

2018年10月8日、台湾・聯合報によると、中国へ一時帰国した後に行方不明となっていた国際刑事警察機構(インターポール、ICPO)総裁で中国公安部副部長(次官)の孟宏偉(モン・ホンウェイ)氏について、中国の汚職摘発機関、中国共産党中央規律検査委員会は7日深夜、孟氏が違法行為の疑いで国家監査委員会の調査を受けていると発表した。

仏AFP通信やサウスチャイナ・モーニング・ポストなど複数の香港メディアによると、孟氏は9月下旬にフランスから中国に向かった時を最後に姿が確認されていないと同氏の妻から通報があり、ICPOは6日、中国当局に孟氏の居場所について正式な説明を求めていた。

本部をフランス南東部のリヨンに置くICPOは、世界192カ国・地域が加盟する世界最大の警察機構。孟氏は中国人として初めてICPO総裁に就任した。任期は2020年まで。(翻訳・編集/柳川)

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