尖閣問題の影響か?日本ドラマ消えた…!「喜ぶのは日本」ネットで嘲笑の声―台湾

Record China    2012年10月2日(火) 12時21分

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1日、中国の動画共有サイトから日本のドラマが続々と姿を消しているのを、日刊紙の聯合報など台湾の大手メディアが一斉に報じている。写真は動画共有サイトの土豆網(TUDOU)。

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2012年10月1日、中国の動画共有サイトから日本のドラマが続々と姿を消しているのを、日刊紙の聯合報など台湾の大手メディアが一斉に報じている。

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中国の動画共有サイト大手、土豆網(TUDOU)、風行網(Funshion)、PPSなどから日本のドラマが続々と姿を消している。これらのサイトは台湾のネットユーザーも多く利用しているため、ネットにあがった不満の声を台湾メディアが一斉報道。尖閣諸島問題により日中間で紛糾が続く中、「日本封じでは?」と、その可能性を伝えている。

先月、中国メディアを統括する国家広播電影電視総局(広電総局)は、日本に関わる番組の放送禁止を各テレビ局に通達。あくまで口頭通知で正式文書による指令ではないが、事実上の締め出しとなっている。

また広電総局は今年初め、「海外ドラマの放送は1回50分以内」「ゴールデンタイムの放送禁止」「1日の放送時間の25%を超えない」など、「限外令」と呼ばれる海外作品の締め出し令を公布。今回の動画共有サイトの動きについても、「限外令」に関連するのではないか?との見方もあるが、欧米や韓流ドラマは削除されず、今も配信を続けている。

台湾のネットユーザーからは、「政治と文化を一緒にするな」と不満の声が高まっている。また一方では「今回の措置を喜ぶのは日本」と、中国のやり方を嘲笑する声も。「動画サイトのドラマは、版権も購入していない海賊版ばかり。それを締め付けたら、誰が得をするのか一目瞭然だ」というのが、その理由だ。(翻訳・編集/Mathilda

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