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高速道路の料金所、中国国旗を「ごみ袋」として利用=「よりによって国慶節の期間中に」と怒りの声

配信日時:2018年10月7日(日) 12時10分
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中国で5日、高速道路の料金所で国旗が「ごみ袋」として使われていたことが問題になった。中国は1日の国慶節(建国記念日)に始まる連休中で、国旗を通じて「祖国への誇り」をかきたてられる人も多いだけに、怒りがなおさら増幅したようだ。

中国で5日、高速道路の料金所で国旗が「ごみ袋」として使われていたことが問題になった。中国は10月1日の国慶節(建国記念日)に始まる連休中で、通常よりも国旗掲揚がことさらに多くなる時期だ。国旗を通じて「祖国への誇り」をかきたてられる人も多いだけに、怒りがなおさら増幅したようだ。中国メディアの北京時間が伝えた。

中国版ツイッターの微博(ウェイボー)に5日、北京市と雲南省昆明市を結ぶ京昆高速道路の河北省保定市定興県内の料金所で、中国国旗である五星紅旗がごみ袋として使われているとの投稿があった。投稿者は「国慶節にこういう光景を目にするなんで、腹が立ってしかたない。だれが管理しないのか?」と憤慨のコメントを添えた。

北京時間が同県の中国共産党委員会に問い合わせたところ、ネット上の投稿に気づき、警察官を派遣して事実と確認したと回答。清掃員がごみを回収したところまとめておけず、古い国旗で包んで置いていたと説明した。国旗に対してはすでに適切な扱いをしており、事情についてさらに調べを進めているとの説明だったという。

中国では国慶節など連休中に旅行や行楽などの人出が増え、ごみの「ぽい捨て」の多さが問題視されることが多い。定興県内の高速道路料金所でも、ごみをまとめきれなくなって国旗を使ってしまった可能性がある。

共産党の同県委員会の高級幹部のひとりは、「清掃員の文化素養が低く、国旗の意義や法律上の責任を理解せずにやってしまった。意図的にしたのではない。皆さんには、ネットにアップしたりしないよう、平にお願いいたします」と述べたという。

中国は1990年施行の「中華人民共和国国旗法」で、「公共の場所で故意に燃やす、棄損する、書き込む、汚損する、踏みつけるなどの方法で、中華人民共和国国旗を侮辱した場合には刑事責任を追及する」(第19条)」の定めがある。

なお、日本や米国には、自国の国旗に対する損壊行為を処罰する法律はない。いずれの国でも自国国旗の損壊行為を処罰するべきとする主張が存在するが、中国とは異なり、自国国旗の尊厳の維持よりも当局に対する抗議の意を表明する権利を認める、自由主義の発想が優先されている。

ただし日本では、「国交に関する罪」のひとつとして、「外国に対して侮辱を加える目的で、その国の国旗やその他の国章を損壊・除去・汚損する」行為に対する処罰が定められている(刑法92条)。(翻訳・編集/如月隼人

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