Jリーグの外国人枠拡大、韓国人選手には悪影響?=韓国ネットは肯定的「大歓迎」「韓国にも利益が大きい」

Record China    2018年10月9日(火) 20時20分

拡大

5日、韓国・スポーツソウルは「外国人枠を増やすJリーグ、韓国人選手にどんな影響を与えるのか」と題する記事を掲載した。資料写真。

2018年10月5日、韓国・スポーツソウルは「外国人枠を増やすJリーグ、韓国人選手にどんな影響を与えるのか」と題する記事を掲載した。

記事はまず、近年世界的スーパースター選手の加入が増えているJリーグが、先月25日の理事会で「外国人枠の段階的拡大」についての議論を開始したことを伝えている。現在の外国人枠は3人+アジアサッカー連盟(AFC)所属のアジア枠1人と規定されているが、次期シーズンからは外国人枠5人、登録に含められる外国人選手も3人+アジア枠1人から計5人に変更する案を検討しているという。

記事は「これが実現すれば、欧州と南米の有力選手を複数人確保できる上、同時出場も可能になる。つまり、Jリーグの国際的認知度とレベルが高まると予想される」としつつも、「選手の入団にはチームの資金力がカギとなることから、チーム間の格差や日本人選手の出場機会の減少など懸念点も多い」と伝えている。

また「韓国人Jリーガーへの評価も気になるところ」とし、「外国人枠が欧州と南米選手で満たされることになれば、韓国人選手の需要は当然減る。つまり、各チームが外国人枠を最大限活用すれば、韓国人選手の出る幕がなくなる可能性がある」と指摘している。

その上で「韓国人選手らがレベルアップした競争力を見せなければ、Jリーグで生き残れない時代が来るかもしれない」と警鐘を鳴らしている。

これを受け、韓国のネット上では「アジア最高のリーグは今も変わらずJリーグだし、外国人枠の拡大は韓国人選手にとってもいいことだと思う」「関係ない。選手の実力の問題」「大歓迎。スター選手を見に日本旅行に行こう」「お隣さんのリーグのレベルが上がれば、韓国にとっても利益が大きいだろう」など肯定的に捉える声が上がっている。一方で中には「韓国人選手が入る枠がなくなったら韓国でプレーすればいいこと」とやや冷めたコメントも。

そのほか、韓国サッカーと比較して「韓国はサッカーにしても野球にしても鎖国政策取り過ぎ」「こういうニュースを見ると、日本は先進国だと思う」とうらやむコメントや、「アジアを代表する高レベルなリーグを作り、お金を稼ごうという戦略」「中東や中国のイメージが良くないから、年代別の代表チームは今後日本に出て行ってしまうだろう。それに当の日本人選手らもみんな海外リーグに行ってしまうし、Jリーグ出身はそこまで活躍できない」などと予想するコメントも寄せられている。(翻訳・編集/松村)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携