国慶節は上海の「空城」を楽しむ!中国のゴールデンウィークの過ごし方に変化

フライメディア    2018年10月5日(金) 18時50分

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今年も10月1日の国慶節(建国記念日)を迎え、始まった中国のゴールデンウィーク(10月1日~7日)、相変わらずの出国ブームが続く一方で、長期休暇の過ごし方に少しずつ変化があらわれている。

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今年も10月1日の国慶節(建国記念日)を迎え、始まった中国のゴールデンウィーク(10月1日~7日)、相変わらずの出国ブームが続く一方で、長期休暇の過ごし方に少しずつ変化があらわれている。

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9月末から、上海市内の街頭や駅構内には中国の国旗・五星紅旗がたなびき、「国慶節ムード」が高まる中、10月1日から7日間の長期休暇に入った。

日ごろ渋滞が深刻な上海市内の主幹道路もガラガラになり、豫園、バンド(外灘)、上海ディズニーなど人気の観光地をのぞき、オフィス街も閑散としている。

近年、大都市では長期の休みに旅行にいかず、閑散とした都市を楽しむ、いわゆる“居残り組”“留守番組”の姿を多く見かけるようになった。日ごろ、仕事や生活にストレスをかかえる地元の“上班族(会社員)”の中で、ここぞとばかりに閑散として空洞化した都市、「空城」を満喫する人が年々増えてきたのだ。

「空城」とは、いつもの人口とは違い、閑散とした都市のことを指す言葉だが、北京、上海、深センなどの大都市を中心に毎年2回、「空城」が話題になる。この国慶節と春節(旧正月)の長期休暇である。

例年、国慶節の旅行ラッシュで人気の観光地は国内外を問わず人であふれる。どこへ行っても人、人、人の海で、「景色ではなく人を観光している」と揶揄されるほどで、休みに旅行に行き、余計疲れて帰ってきたという人も少なくない。

こうした中、普段の喧噪とは離れ、静かになる上海市内に残る若者や駐在員も多く、また、今年の上海は国慶節休暇の前半の天気もよかったので、緑あふれる市内の公園で「天高く馬肥える秋」を楽しむ若者や家族連れの姿が多くみられた。

2018年もあと3カ月。旅行に出る人、留守番組、帰省する人、残業する人、それぞれが年末までのラストスパートをかける前に、つかの間の休息を満喫している。(提供/フライメディア)

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