学生やホワイトカラーの間で居眠り用の「ダミーの目」が流行―中国

配信日時:2012年9月29日(土) 23時37分
学生やホワイトカラーの間で居眠り用の「ダミーの目」が流行―中国
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29日、「瞼シール」が中国のインターネットや大学などの学生用品店で人気を集めている。
2012年9月29日、「瞼シール」が最近、インターネットや大学などの学生用品店で人気を集めている。このシールを瞼やメガネに貼り付ければ、眠っていても目が開いているように見えるというものだ。購入者の多くは学生やホワイトカラーだという。専門家は、「ダミーの目のシール」を使って授業や業務中に居眠りをするのは、一時的には教師や上司をごまかすことはできるかもしれないが、最終的には自分のためにならないと語る。

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勤務時間に「ダミーの目」を貼って居眠りして罰金

観音橋新上海ビルで働くトウ青さんはこのほど、インターネットで買った「ダミーの目」を使い、仕事中に堂々と居眠りをしたところ、すぐに上司に見つかってひどく怒られた上、50元(約600円)の罰金を科せられた。上司は「本当に眠いならデスクでちょっと眠ればいい。あんな物を使うなんて馬鹿にされた感じがする」と語ったという。

授業中に「ダミーの目」で教師をごまかす

済南の女子大生はインターネット上に「先週の授業はずっとこの『ダミーの目』を使っていた。気づいたら放課後だった」と書き込んだ。教師は全く気がつかなかったという。しかし居眠りをした授業の知識が身につかなかったため、今では後悔している。

購入者の多くは大学生やホワイトカラー

インターネットで「ダミーの目」と検索したところ、10万件近くの検索結果がヒットした。その中のある販売店のウェブサイトを見ると、同店では1カ月で120枚以上の商品を販売していた。

「居眠りをしたいなら、瞼やメガネにこれを貼り付ければ気付かれない。」同店の店主によると、購入する消費者の多くは大学生を中心とする学生やホワイトカラーで、販売店舗では「オフィスや教室でのさぼりに必須」というフレーズで売り込んでいる。ネットで売られている「ダミーの目」は1セット1元(約12円)程度と非常に安く、寄り眼や流し目など様々なスタイルがある。

反響

使用には時と場合をわきまえて

重慶市社会心理学会常務理事、心理学者の譚剛強(タン・ガンチアン)氏は、オフィスや教室で「ダミーの目」を使って居眠りすると、一時的には教師や上司をごまかすことができるだろうが、最終的には自分の害になると語る。学生にとっては、授業中にしっかり聞かずに居眠りするなら、学ぶ時間が無駄になり、学業の進歩に影響し、教師に対しても一種の詐欺行為となる。ホワイトカラーにとっては、業務時間に居眠りすることは業務に支障を与えるだけでなく、社内での自分のイメージ低下にもつながる。「ダミーの目」を使うには時間と場所をわきまえる必要がある。たまに使って生活を調整し、短時間でストレスを解消するのには役立つ。

また、中山医院の莫党生(モー・ダンション)主任医師も、目の周りの皮膚は薄いため、長期間使用すると皮膚の通気性に影響を与え、アレルギーや腫れなどの症状が起こることもあると注意を促した。(提供/人民網日本語版・編集/TF)
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