台湾エバー航空購入のB787が予定通りに引き渡されず=中国企業が米国の座席メーカーを買収した影響

配信日時:2018年10月4日(木) 17時50分
台湾エバー航空へのB787引き渡し遅れる=中国が座席メーカー買収
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台湾エバー航空へのB787旅客機の引き渡しが当初予定よりも遅れた。中国企業が米国の航空機座席メーカーを買収した影響という。写真はB787の就航を予告するエバー航空ホームページから。「夢幻客機」はB787の愛称「ドリームライナー」の中国語訳。
台湾メディアの中央通訊社は4日、台湾・長栄航空(エバー航空)が購入したB787旅客機が予定より遅れたと報じた。中国企業が米国の航空機座席メーカーを買収した影響という。

台湾の航空会社によるB787購入は初めて。エバー航空の購入機数は計24機で、2日には1機目が米国内で引き渡され、台湾に向かった。

本来ならば早ければ7月、遅くとも9月末に引き渡しが始まる予定だったが、10月にずれこんだ。主な理由はB787に座席を供給する米国の航空機座席メーカーを中国の航空グループが買収したからだという。

台湾政府・民用航空局の林俊良氏は、B787に据え付ける座席についての米連邦航空局 (FAA)による認証が遅れたと説明。中国の航空会社が購入する旅客機数は相当に多く、中国企業に買収された座席メーカーは、中国の航空会社が購入した旅客機についての座席の認証手続きを優先させた。そのため、エバー航空購入機についての認証が遅れたという。

ボーイング社はエバー航空に対して好意的で、座席メーカーに対しても作業を急ぐように催促した。そのため、当初予定の最終日だった9月30日に引き渡しを開始できるめどが立ったが、ボーイング社のサウスカロライナ工場がハリケーンによる被害を受けたため、引き渡し開始が10月にずれ込んだという。

エバー航空が購入したB787のうち4機は、259座席(3クラス制)のB787―9で、11月に就航が始まる。残り20機は胴体をさらに延長させたB787―10で、2019年第2四半期(4―6月)から2022年末にかけて引き渡される。エバー航空はB787をまず香港路線に就航させ、次に日本路線に就航させる考えだ。その後、オーストラリア路線や他のアジア路線に就航させる。(翻訳・編集/如月隼人
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