<尖閣問題>日本のお年寄りは謝ってくれた…在日中国人が感じた温かい友情―華字紙

Record China    2012年9月29日(土) 10時26分

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27日、日本の華字紙は尖閣問題で日中関係の冷え込みが深刻化する中、民間には数百年にわたる親密な交流があり、双方の国民は簡単に消えることのない友情と絆で結ばれていると報じた。写真は中国のデビットカード「銀聯カード」の使用を歓迎する沖縄の各店舗。

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2012年9月27日、華字紙・日本新華僑報(電子版)は、尖閣諸島(中国名・釣魚島)問題で日中関係の冷え込みが深刻化する中、民間には数百年にわたる親密な交流があり、双方の国民は簡単に消えることのない友情と絆で結ばれていると報じた。以下はその概略。

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筆者がある日、電車の中で日本語の教科書を開いていると、お年寄りがのぞき込んできた。尖閣諸島(釣魚島)問題で日中関係の緊張が高まる中、中国人であることがばれたら殴られるかもしれない、と覚悟を決めたその時、大声で「中国人ですか?」と聞かれた。

そんなに大声を出さなくても、と思いながら消え入るような声で「そうです」と答えた。すると、お年寄りは優しい笑顔を浮かべながら、「日本語は難しいでしょう?ごめんなさいね」と言ってくれた。

別の日にはこんなこともあった。あるお年寄りが、筆者が中国人だと分かると姿勢を正してお辞儀をしながら、「戦争の時は、本当に申し訳ないことをしました。あれは国の命令で、われわれ庶民は仕方がなかったんです」と謝ってきた。

これが、在日中国人に対する日本人の本当の姿だ。中国と日本の民間交流は数百年にも及ぶ。双方の国民には隣国同士という親しみがあり、簡単に消えることのない友情と絆で結ばれている。

戦争の苦しみはなかなか消えないが、だからこそ平和な毎日を人一倍大切にすべきではないだろうか。そのためにはわれわれ中国人も自らの役割を果たし、1人1人が歯を食いしばって努力する必要があると感じた。(翻訳・編集/NN)

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