中国人観光客へのチップ要求問題、中国の旅行会社が「自発的に払って」と促すケースも―中国メディア

Record China    2018年10月4日(木) 5時50分

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2日、央広網は、タイ・バンコクの空港で先日起きたチップをめぐる中国人観光客殴打事件に関連し、「中国の旅行会社が客に自発的なチップ支払いを促すケースもある」との記事を掲載した。写真はバンコク。

2018年10月2日、央広網は、タイ・バンコクの空港で先日起きたチップをめぐる中国人観光客殴打事件に関連し、「中国の旅行会社が客に自発的なチップ支払いを促すケースもある」との記事を掲載した。

近年、タイをはじめとする東南アジアは中国人に人気の海外旅行先となっており、記事は「一部の国で出入国当局の職員が中国人観光客にチップを要求する問題が見られる」と指摘。その上で、中国のネット上にチップ支払い問題を取り上げる旅行コンテンツが数多く存在することや、一部旅行会社が客にチップ支払いを促していることを伝えた。

記事によると、7月にタイ・プーケットを訪れたある女性は、アライバルビザ申請時に400バーツ(約1400円)上乗せした料金を支払ったそうだ。「ネットで見た旅行体験記に『200バーツだと処理が遅い』と書かれていた。現地で直接400バーツを要求され、反論もしなかった」という。

一方、東南アジア方面の旅行を専門に扱う旅行会社の関係者は「旅行者がチップを要求されることは確かにある」とした上で、「事前に準備しておいた方がよい」とコメント。同関係者は「さまざまな理由をつけられて発給拒否になったら、航空料金が無駄になってしまう。時と場合によってはおとなしく払うべき」とも強調したそうだ。

記事はまた、「多くの添乗員やガイドが全体の出入国手続きをスムーズに進めるために『パスポートにチップをはさんでおいてください。要求されなくても自分から渡して』と求めている」と説明。ただ、チップを準備した中国人観光客が笑顔で受け取りを拒否されたこともあるという。(翻訳・編集/野谷

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