2018年10月3日、日本同様中国も車のナンバープレートをカバーなどで被覆することは禁止されているが、中国では日本ではまず聞かないとんでもないもので被覆するケースがたびたび報じられている。

中国では自動速度違反取締装置の目くらましのために、布きれやCD、紙きれなどをナンバープレートにかぶせるケースが多いのだが、9月26日には広西チワン族自治区賀州市で、生理用ナプキンでナンバーを隠す車が現れ、話題となった。

目撃者の通報を受け取り締まりを行った警官は、「車の後部のナンバープレートは生理用ナプキンで隠されていたが、前方のナンバープレートは隠されていなかったためすぐに問題の車両を特定した。運転手に対しては罰点12点と罰金200元（約3300円）を科した」と語っている。

生理用ナプキンでナンバープレートを隠すことに驚く人も多いだろうが、実は中国では過去にもたびたび発生している。

2011年10月には江西省の女性ドライバーが持っていた生理用ナプキンでナンバープレートを隠し、14年4月には広西チワン族自治区の男性ドライバーが妻の生理用ナプキンでナンバープレートを隠した。さらに、16年5月には江西省の男性ドライバーが恋人の生理用ナプキンでナンバープレートを隠し、17年7月には江西省の男性ドライバーが生理用ナプキンでナンバープレートを隠し、それぞれ罰点と罰金の処罰を受けた。彼らの多くは、「自動速度違反取締装置に撮られたくないために隠したが、生理用ナプキンは粘着力もあり落ちる心配がないため、ちょうど良かった」と語っている。（翻訳・編集/内山）