韓国が「蘇岩礁」問題で徹底抗戦の構え、中国の無人航空機投入を受け―中国紙

Record China    2012年9月27日(木) 19時11分

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27日、中国共産党系メディアは複数の韓国メディアの報道を引用し、韓国が日本との竹島問題を抱えたまま、中国とも蘇岩礁問題で徹底的にやり合う構えを見せていると報じた。資料写真。

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2012年9月27日、中国共産党機関紙・人民日報系の国際情報紙「環球時報」は、複数の韓国メディアの報道を引用し、韓国が日本との竹島(韓国名・独島)問題を抱えたまま、中国とも蘇岩礁(韓国名・離於島)問題で徹底的にやり合う構えを見せていると報じた。

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25日付韓国・聯合ニュースによると、中国が遠隔操作で上空から海域の様子を監視・観測できる無人航空機を投入し、蘇岩礁(離於島)を含む「すべての管轄海域」の監視を強化する方針を発表。これに対し、韓国外交通商部の報道官が「韓国の排他的経済水域(EEZ)に対する管轄権行使を守るため、全力で対処する」と反発した。

同日付の経済紙・毎日経済新聞は「中国は国際法の慣例を破った。韓国はこれ以上我慢できない」と論じた社説を発表。中国に対し、「間接的な武力威嚇をやめ、誠意をもって話し合いの席に着くことを望む。さもなければ、米国による介入の余地がますます増えるだけだ」とけん制した。

朝鮮日報によると、李明博(イ・ミョンバク)大統領は24日に命名式が行われた3000t級の艦艇「朱雀」を済州海洋警察庁に配備し、離於島(蘇岩礁)周辺海域を警備させるよう指示した。韓国は毎日1回、同海域周辺の航空パトロールのほか、不定期に海軍駆逐艦とP−3C対潜哨戒機によるパトロールを行っているという。(翻訳・編集/NN)

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