連休に旅行に出掛ける人へ、「マナー」という身分証を持っていくのを忘れないように―中国紙

Record China    2018年10月2日(火) 18時50分

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1日、咸寧日報は、国慶節期間中に旅行へ出かける旅行者に対し、マナーを呼びかける記事を掲載した。資料写真。

2018年10月1日、咸寧日報は、国慶節期間中に旅行へ出かける旅行者に対し、マナーを呼びかける記事を掲載した。

記事は、国慶節の長期休暇で多くの人が旅行へ出かけるが、「マナーという身分証を持っていくことを忘れないように」と指摘。最近中国では、高速鉄道での座席占領のニュースが続いたことに言及し、「外出時のマナー問題は、小さな所から始め、自分の素養を高めるところから行うべきだ」と論じた。

その上で、旅行の際にありがちなマナー違反の例について紹介。観光地に大量のごみを置き去りにすること、紀念と称した落書き、行列への割り込み、列車や飛行機で騒ぐこと、高速道路で渋滞時に路肩を走行することなどを挙げ、「これらはいずれも他の旅行客に影響を与え、環境を破壊する行為であり、マナー違反である」と指摘した。

旅行先でこうしたマナー違反が見られる理由について、「3つの心理的要素」が関係していると分析。1つは「外出で気を緩めすぎる」こと。もう1つは「金を払っているのだからかまわない」という考えだ。最後は「ほかの人もマナー違反しているのだから自分もいいだろう」という考えだ。

記事は、「真の文明的な旅行という風潮は、マナー違反に対する処罰を強化するだけでなく、教育と指導がより重要だ。人々の公徳心を育て、道徳の教育感化が必要だ」と指摘した。

最後に記事は、「マナーは他人に対する礼儀と尊重というだけでなく、お金では買えない美しい風景だ」と論じ、一人ひとりがマナーの良い外出という習慣を身に着け、美しい風景にすべきだと呼びかけた。(翻訳・編集/山中)

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