スキルアップを狙い、仕事をころころ変える中国人―中国紙

Record China    2014年10月28日(火) 14時2分

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27日、世界最大級のビジネス特化型ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)LinkedIn(リンクトイン)がこのほど発表した、中国における転職に関する報告によると、中国における転職率は米国を大きく上回った。写真は北京のパーティー。

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2014年10月27日、世界最大級のビジネス特化型ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)LinkedIn(リンクトイン)がこのほど発表した、中国における転職に関する報告によると、中国における転職率は米国を大きく上回った。その平均在職期間は34カ月で、米国の56カ月より約2年も短かった。北京青年報が報じた。

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▼原因、人材不足が転職率押し上げ

中国において転職率が高い原因について、同報告は、「人材不足」や「企業の人材育成システムが整っていない」ことなどを挙げている。

変化の早い社会の中で、十分な時間と資源を費やして、社内の人材を効果的に育成することができる企業は少ない。ほとんどの人材は、外部から招かれ、それがすぐに転職するという風潮に拍車をかけている。

▼転職でスキルアップ狙う

では、転職する際、何を一番重要視しているのだろう?最も重要視されているのは、「将来性」を筆頭に、「仕事の内容」や「新たな知識を学べるか」、「雰囲気」、「給与」、「福利厚生」などだ。多くの人が「将来性」を重視しているのは、中国は経済発展における変化が速く、働く人は常にスキルアップや成長を求められるからだ。また、中国の企業は人材育成システムが整っておらず、社内でのスキルアップが難しい。そのため、「転職」を通じてスキルアップを実現しようとする人が増える。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/kojima)

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