香港地区のFPS「転数快」が運用開始

人民網日本語版    2018年10月1日(月) 21時20分

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香港地区のファスターペイメントシステム(FPS)「転数快」の運用が9月30日、正式に始まった。利用者はいつでもどこでも異なる銀行やストアドバリュー型電子マネー(SVF)の間で即時振込ができる。陳茂波・特区政府財政局長は「香港地区の小売決済システムが新たな紀元に入ったことを意味する」と指摘する。

香港地区のファスターペイメントシステム(FPS)「転数快」の運用が9月30日、正式に始まった。利用者はいつでもどこでも異なる銀行やストアドバリュー型電子マネー(SVF)の間で即時振込ができる。陳茂波・特区政府財政局長は「香港地区の小売決済システムが新たな紀元に入ったことを意味する」と指摘する。新華社が伝えた。

陳局長によると、「転数快」は異なる銀行や電子マネーの間で24時間即時現金を振り込める世界初のプラットフォームであり、初めて香港ドルと人民元の両通貨にも対応しており、国際金融インフラをリードする独特なものだと言える。

「転数快」は毎日24時間、週7日間運用され、同一の電子マネーを選択する必要のあったこれまでのモバイル決済の限界を突破するものだ。現時点で中銀香港、香港上海匯豊銀行(HSBC)、スタンダード・チャータード銀行、支付宝(アリペイ)香港、WeChatペイ香港、八達通(オクトパス)など香港地区の銀行20行余り、「転数快」事業者10社が「転数快」システムに参加している。

陳局長は「『転数快』は香港地区の小売決済環境を著しく変え、香港地区の小売決済モデルをさらに多元的で互換性ある、素早く手軽なものにする。これは良い市場競争を促進する」と指摘。

「『バーチャル銀行』は金融サービスの利便性を高め、中小企業や社会的弱者も金融サービスを受けやすくなる。香港金融管理局は現在までに『バーチャル銀行』営業許可申請を約30件受理した。早くて今年末から営業許可証の発行を始める見通しだ」とする。(編集NA)

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