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米誌ナショナルジオグラフィックは28日、「象牙は中国で魅力を失いつつある」とする記事を掲載した。
2018年9月30日、中国紙・環球時報によると、米誌ナショナルジオグラフィックは28日、「象牙は中国で魅力を失いつつある」とする記事を掲載した。
記事はまず、「以前の中国は、合法・違法を問わず世界最大の象牙取引市場だった。しかし、象牙の取引が中国で禁止されて9カ月が経過し、象牙の購入に興味を示す人は徐々に減ってきている」とした。
記事によると、調査会社のGlobeScanが、中国人約2000人を対象に調査したところ、72%が「象牙は買わない」と回答したという。取引が禁止される以前は、同様の回答は50%だったという。
中国で象牙を取り扱っていた71店のうち、17店が閉業した。他の54店も店頭から象牙製品が姿を消したという。
一方で記事は「良いニュースばかりではない」とし、「中国が象牙の取引を禁止して以降、あるグループの購買意欲が増している。それは定期的に海外を旅行する人たちだ。中国人旅行者にとって、象牙を購入する最も人気の目的地はタイだ」と伝えている。(翻訳・編集/岡田)
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