横断者に道を譲ったのに!警察に停車させられた意外な理由とは?―中国

Record China    2019年11月30日(土) 16時40分

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28日、新浪新聞の微博アカウント・頭条新聞は、歩行者に道を譲った車が、意外な理由で警察に停車させられたと伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。資料写真。

2019年11月28日、新浪新聞の微博(ウェイボー)アカウント・頭条新聞は、歩行者に道を譲った車が、意外な理由で警察に停車させられたと伝えた。

記事によると、新疆ウイグル自治区ウルムチ市内で25日、横断歩道を渡ろうとしていた歩行者のために1台の車が手前で停車した。歩行者が渡り切った後、発車し始めたところで警察官に停車させられた。

警察官は運転手に運転免許証の提示を要求し、「これは深刻なことですよ」「道を譲りましたね」と発言。運転手はなぜ停車させられたか分からず、警察官に対して「ほかの2台は行っちゃったのに俺は行かなかった!」と怒りをぶちまけた。

警察官が「私はあなたが道を譲ったと言っているんですよ」と言うと、運転手は「だったら止めさせて何をするつもりだ!」と反論。警察官は「あなたは良いことをした」と褒め、「だからプレゼントを贈呈します」と折り畳み傘などをプレゼントした。すると、てっきり罰金になると思っていた運転手は表情が一変、あっという間に笑顔になり、大きな笑い声をあげた。

これに対し、中国のネットユーザーから「サプライズですね」「あの笑い声は本物の笑い」「これはいいこと。愛がある」などのコメントが寄せられた。しかし、「横断者のために車を止めると毎回後続車からクラクションを鳴らされる」というユーザーもいて、歩行者優先はまだ浸透しきってはいないもようだ。(翻訳・編集/山中)

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