中国の金メダリスト育てた競泳・豪州人コーチの契約継続に、豪政府が「待った」―豪メディア

Record China    2012年9月25日(火) 16時45分

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23日、ロンドン五輪で金メダルを獲得した中国の孫楊などを育成した豪州人競泳コーチのデニス・コトレル氏が、豪政府に中国選手のコーチ継続を禁止されたことが分かった。写真は孫楊。

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2012年9月23日、オーストラリアメディアによると、著名な競泳コーチのデニス・コトレル氏が中国選手のコーチ継続を禁止されることが分かった。コーチした中国の孫楊(スン・ヤン)が金メダルを取ったためだという。京華時報が伝えた。

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コトレル氏は2008年の北京五輪から中国水泳界と協力するようになり、男子自由形の孫楊、張琳(ジャン・リン)、女子バタフライの焦劉洋(ジアオ・リウヤン)などを育成し、めざましい成果を上げていた。

しかし、今回のロンドン五輪でオーストラリアは1976年以来初めて競泳で金メダル獲得を逃し、敗因を分析した豪政府特別調査グループは中国選手を指導し成果を上げたコトレル氏にこれ以上中国選手のコーチングをしないように勧告することを決定。特にメダル4個を獲得した孫楊の活躍が大きく影響したという。

ロンドン五輪で金メダルを獲得した孫楊は22日、コトレル氏のコーチ継続を強く希望する意思を明らかにしている。(翻訳・編集/岡田)

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