2018年9月29日、中国メディアの騰訊網は、中国人船乗りの「瓶詰めラブレター」が豪州のビーチで発見され、世界中に感動を呼んでいると報じた。

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記事によると、ある中国人船乗りの男性が、故郷に残してきた婚約者への思いをつづり、瓶に詰めて海に流したラブレターを、あるオーストラリア人がクイーンズランド州の砂浜で見つけた。

流れ着いたガラスのボトルには貝がびっしり付着していた。中に入っていたのは中国語で書かれた手紙。ボトルを見つけたケイトさんは中国語が分かるに頼んで訳してもらった。

手紙を書いたのはインド洋を航行中の中国人船乗りで、手紙には婚約したばかりで故郷に残してきた婚約者の晨静さんへの思いとやり切れなさがつづられていた。

ケイトさんは、中国人の友人の協力を得て、手紙をネット上で紹介し、晨静さんに男性の思いを伝えることに決めた。

24日に中国版ツイッターの微博（ウェイボー）に投稿すると、わずか数日で2万6000回も転載され、2万4000件もの「いいね」がついた。大手メディアにも取り上げられ、さらに英BBCなどの海外メディアからも注目された。

その後、瓶詰めラブレターを流した本人が見つかった。その後のことは語りたくないとのことだったが、瓶に詰められた当時の男性の思いは国内外で感動を呼び、多くの人の心を温かくしたという。（翻訳・編集/岡田）