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江蘇省南京市に住む姜さんは最近とても悩んでいる。その悩みとは、この3カ月間ずっと、家族や友人がオンラインで食事デリバリーを代わりに注文して、その人の住所に食事が配達される「オンライン食事デリバリーのプレゼント」を受け取り続けているからだ。
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江蘇省南京市に住む姜さん(女性)は、最近とても悩んでいる。その悩みとは、この3カ月間ずっと、家族や友人がオンラインで食事デリバリーを代わりに注文して、その人の住所に食事が配達される「オンライン食事デリバリーのプレゼント」を受け取り続けているからだ。こうした食事デリバリーはすべて彼女の勤務先に送られており、ダイエットしようと思っていた彼女は、逆に5キロほど太ってしまい、生活リズムもすっかり乱れてしまったという。未来網が伝えた。
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姜さんは、南京のある会社で仕事をしており、仕事の合間にはオンラインゲームで遊んでいる。いつも一緒にゲームを楽しむ仲良しの友人と連絡を取りやすいようにと、彼女はわざわざ微信(WeChat)上にグループチャットを作成した。今年の6月中旬、グループの女性が互いに食事デリバリーを送り合うことを始め、相手の職場に食事を届けるようになった。本来ならば、こうしたやり取りは友人同士において至って普通のことだと言えるかもしれない。しかし、彼女が漏らした一言のツッコミが思わぬ事態を招くことになった。
事の始まりは、6月26日のハーゲンダッツのアイスクリームのデリバリーだった。「私が昼下がりの暑さに参っていた時に、友人が私にアイスのデリバリー注文をしてくれて、暑さで溶けそうだった私を救ってくれた」と姜さん。しかし彼女は、ダイエットしたいと思っていたので、グループチャットに、「ダイエットするつもりだから、もう注文してくれなくていいよ」と書き込んだところ、グループチャット内の野次馬たちが、面白半分で騒ぎをもっと大きくしようと、「食事デリバリープレゼント」ブームが始まり、ここから「煙なきバトル」がスタートしたのだった。
姜さんのモーメンツを見ると、彼女の元にはほぼ毎日、食事デリバリープレゼントが届けられるようになり、彼女は「もうやめて」と訴えている。だが、そのブームは一向に収まる気配はなく、朝だけでも朝食が何人前も届き、午前11時を過ぎるとデリバリー会社からお届け通知の電話がかかってきて、ランチが届く。しかもそのほとんどが、脂っこく、スパイシーな料理ばかり。さらに午後になっても、おちおちしていられない。なぜならもれなく「アフタヌーンティー」が届けられるからだ。
堪忍袋の緒が切れた姜さんが、一度グループチャットの中で怒りを爆発させたが、デリバリーが止まったのはわずか2日間だけ。その後も再びデリバリーが届き始めるという始末。不幸中の幸いだったのはグループチャットで彼女の自宅の住所が公開されていなかったこと。なぜなら彼女にとって、今や自宅が唯一安らげる最後の砦となっているからだ。(提供/人民網日本語版・編集/KM)
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