<尖閣問題>市民が375万円かけ愛国広告―海南省海口市

Record China    2012年9月23日(日) 2時40分

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21日、海南省海口市の市民が大金をかけて尖閣諸島に関する愛国広告を打った。

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2012年9月21日、中国の国営ラジオ局・中央人民広播電台によると、海南省海口市の市民が30万元(約375万円)をかけて尖閣諸島(中国名・釣魚島)に関する愛国広告を打った。この市民は理性的な愛国行動を呼びかけているという。中国広播網が伝えた。

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海口市内の道路の交差点部分に、大きく「釣魚島は中国のもの」と書いた巨大広告を出したのは、市内で広告会社を経営する呉●(ウー・ウェイ、●は火偏に韋)さん。その理由について、日中戦争時代の自分の祖父と関係があると説明した。呉さんの祖父は当時日本軍と戦っていた中国軍に物資などを送り届けていた村民の1人で、呉さんはその危険を顧みない愛国精神に影響を受けながら育ったという。

日中間で尖閣諸島をめぐる対立が激化してから、中国各地で様々な愛国行動が行われており、自分も何らかの声を上げようと考え、今回の広告につながったと話す。呉さんは「反日デモは、みんなが心を1つにして協力し、心の叫びを表現する方法だが、いくら愛国だからと言っても、礼を失してはならない」と理性的な愛国行動を呼びかけている。(翻訳・編集/HA)

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