朴槿恵前大統領に重病説、弁護士は否定―中国メディア

Record China    2018年9月28日(金) 12時20分

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27日、海外網は、中秋節の連休期間中に韓国国内で「朴槿恵氏重病説」が流れたと報じた。資料写真。

2018年9月27日、海外網は、中秋節の連休期間中に韓国国内で「朴槿恵(パク・クネ)氏重病説」が流れたと報じた。

記事は「中秋(韓国ではチュソク)の連休中、朴前大統領の健康状態が急激に悪化してすでに病院に搬送され治療を受けているとの情報が韓国のSNS上で流れ、世論が一時騒然とした」と伝えた。

一方で韓国・中央日報は26日、朴前大統領の弁護士が「病気で危険な状態という情報は事実でない」と否定したほか、ソウル拘置所の担当者も「朴前大統領はすべて異常なく、重病説や入院説は事実と異なる」とコメントしたことを報じている。

中央日報はまた、朴前大統領が身柄を拘束されて以降、確かに何度か病院で治療を受けているとし、今年5月には腰痛と膝関節炎の発作によりソウル市内の病院に運ばれて治療を受けたと伝えた。

記事はこのほか、朝鮮日報が以前、朴前大統領について「毎日運動できず、食事もままならない」ために健康状態が悪化していると報じたことを紹介。これに対して韓国法務部が速やかに報道内容を否定し「朴前大統領は運動も食事もしっかりと行っているほか、毎日時間通りに就寝しており、睡眠状態も良好」と強調したとしている。

朴前大統領は8月24日、財閥から巨額の賄賂を受け取った事件の控訴審で懲役25年、罰金200億ウォン(約20億5000万円)の判決を受け、判決を不服とした検察側が上訴している。また、7月には国家情報院からの収賄罪、公職選挙法違反に関する裁判で懲役8年の1審判決を受けた。(翻訳・編集/川尻

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