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中国とスイスのFTA発効から4年、両国企業の「満足度」に差―仏メディア

配信日時:2018年9月28日(金) 6時50分
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26日、ラジオ・フランス・アンテルナショナルは、スイス放送協会とアールガウ新聞が報じたスイスと中国の自由貿易協定のこれまでの成果、それに対する両国の満足度およびその分析について伝えた。

2018年9月26日、ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)は、スイスと中国は2014年に自由貿易協定(FTA)が発効したが、両国企業の満足度に差があると伝えた。

スイス放送協会とアールガウ新聞によると、自由貿易協定が発効して以来、貿易の規模が拡大したばかりでなく、両国共に関税をかなり節約し、成果を収めているが、特恵関税を利用しないスイスの企業は依然として多いという。

両メディアの報道によると、ザンクト・ガレン大学と、北京対外経済貿易大学、南京大学は26日、共同で作成したスイス~中国間の自由貿易協定に関する2018年の評価レポートをザンクト・ガレンにて発表したという。3校はこのレポートで「2014年に発効したスイス~中国間の自由貿易協定はスイスの工業の発展を促進し、スイスの中国に対する輸出は約30%、中国のスイスに対する輸出は6%増加した。2017年、スイス~中国両国共に平均して1億スイスフラン(約117億円)以上の関税を節約した。さらに、中国が毎年減税しているため、2018年には多くの製品が非課税となり、スイスが2018年に節約することができる関税も増加するだろう」と報告した。

また、報道では「自由貿易協定を利用するスイス企業の数は増加しており、現在、約44%を占めている。そのうち時計産業、機械製造業と製薬業の利用率が最高となっている。しかし、特恵関税を利用しない企業も依然として多く、その主な原因の1つとして、特恵原産地規則が、スイス企業が中国に製品を輸出する際の障害となっていることがある」と分析した。

さらに、評価レポートの作者の1人、パトリック・ジルトゥネール(Patrick Ziltener)教授は「EUと米国企業が特恵関税のメリットを享受できていないことが、スイスの在中企業には明らかな強みとなっている。しかし、多くの困難も存在しているため、スイス企業の自由貿易協定に対する満足度は中ぐらいであるが、それと比較して中国企業の満足度は高くなっている。これは、中国がまだ多くの国と自由貿易協定を締結していないためである。中国企業はこの特別なメリットに対して喜んでいるため、中国側の満足度がより高くなっている」と分析しているという。(翻訳・編集/南部)

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