実の母に両耳を切り落とされた少女の再生手術が成功―広東省広州市

Record China    2007年3月14日(水) 10時29分

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広州の美莱美容医院で、かつて実の母の手で両耳を切り取られた少女・曉俊(シャオ・ジュン)が、右耳の再生手術を受けた。3〜6か月後には曉俊には本物そっくりの耳が出来る予定だ。

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2007年3月12日、広東省広州市の美莱美容医院に、かつて実の母の手で両耳を切り取られた少女・曉俊(シャオ・ジュン)が、右耳の再生手術を受けるためにやってきた。

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2005年10月、わずか14才の曉俊は広州市花都の実家で実の母に両耳を切り取られたのだ。あまりにも無惨な事件だが、その原因は非常に単純だ。学校を退学するようにとの母の言葉を曉俊が聞き入れなかったため、母の怒りを買ったのだという。

手術費用は、韓国の人気スター・ハリスをはじめとする各界の著名人の寄付によってまかなわれた。4時間にも及ぶ手術は無事に終わり、3〜6か月後には本物そっくりの耳ができる予定だ。

12日、曉俊は耳をすっぽりと隠す青い毛糸の帽子をかぶって、記者の前に現れた。記者とのやりとりに少し緊張していたようだが、常に笑みを浮かべていた。「私は今、父と暮らしています。多くの人が心配して助けてくれ、勇気づけてくれました」と曉俊は言う。話が刑務所にいる母に及ぶと、「今はまったく恨んでいません。母はすでに罰を受けたのです」と彼女は答えた。(翻訳・高口康太/編集・佐々木康弘)

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