韓国企業に危機感、中国製品の品質向上が看過できない水準に―韓国メディア

Record China    2018年9月28日(金) 6時20分

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韓国のオンラインショッピングモールサイトで中秋節を見込んだセールが行われているが、ハイテク製品を中心に中国製の躍進が目立っている。

2018年9月26日、環球網によると、韓国のオンラインショッピングモールサイトで中秋節を見込んだセールが行われているが、ハイテク製品を中心に中国製の躍進が目立っている。

韓国紙・朝鮮日報によると、韓国のショッピングモールサイト・Gmarketでは、小米(シャオミ)や聯想(レノボ)など中国ブランドのスマートウオッチが韓国ブランドよりも価格を抑えて販売されている。また、同11STREETでも中国製の空気清浄機が毎日1000台以上売れているという。

Gmarketの運営に関わる関係者は、中国のハイテク製品はどんどん品質を高めており、発注も増える一方だと話している。韓国関税庁の調べでは、2018年上半期に中国から直接購入されたハイテク機器は88万件を超え、すでに2017年全体の購入数を上回っている。

韓国企業は中国製品の品質向上に危機感を深めている。スマートフォンでは、小米が発表したばかりの新機種はサムスン電子のギャラクシーノート9と比べ価格が3分の1であるにもかかわらず、性能ではまったく引けを取らないという。また、家電分野でも同じような傾向は以前より強まっている。

専門家からは、価格面での対抗は難しいとし、機能や性能、ブランド力などの面で優位を保っていく必要があるとの指摘が出ている。(翻訳・編集/岡田)

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