「韓屋」の美しさが台無し?ロンドンに登場した韓国人芸術家の作品、ネットでは不評

Record China    2018年9月29日(土) 19時10分

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韓国紙・朝鮮日報26日は、韓国人芸術家、ソ・ドホさんのインスタレーション作品が英ロンドンで公開されたと報じた。写真はロンドン。

26日付けの韓国・朝鮮日報によると、世界的に活動する韓国人芸術家、ソ・ドホさん(56歳)のインスタレーション(設置芸術)作品「ブリッジング・ホーム、ロンドン(Bridging Home、London)」が、英ロンドンで24日に公開された。

記事によると、流動人口が多いことで知られるリバプールストリート駅近く、ウォームウッド・ストリートに位置する陸橋の欄干に、竹に囲まれた韓屋(韓国の伝統様式で建てられた家屋)が引っ掛かっているように見える作品が展示されている。ソさん自身が経験した移住の感情、記憶、移住者の多様性、「家」というものの物理的構造と人生経験を表現した作品という。ソさんがロンドンで大型野外インスタレーション作品を展示するのは今回が初めて。ロンドンのアートイベント「アート・ナイト」と「スカルプチュア・イン・ザ・シティ」から共同発注を受けて制作したもので、6カ月にわたり展示される。

ソさんは東洋画の巨匠、ソ・セオクさんの息子。ソウル大学東洋画科を卒業し、米イェール大学大学院で彫塑を学んだ。その後、ニューヨークやベルリンなど世界各国を回り「家」の意味を探求。「家」に関する作品を多く発表している。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「どうして家が傾いてるんだ?あまり見ていて気持ちがいいものじゃないな」「アートとはいえ、これはちょっと…。風で飛ばされてきたようだし、今にも崩れそう。韓屋の美しさや安定感が失われている」「韓屋への冒涜(ぼうとく)だ」などの冷ややかな意見が多く寄せられた。一方で「芸術は心で感動し感じるもの。説明はいらないんだよ」「そんなに文句を言われるようなものではないと思うけど。芸術作品なのに、韓屋がどうとか、頭がカタイな」などの反論もある。(翻訳・編集/麻江)

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