香港で数百人規模のデモ、英国植民地時代の旗を振り、「中国人は中国に帰れ!」―中国紙

Record China    2012年9月20日(木) 10時32分

拡大

19日、中国広東省の深センと隣接する香港地下鉄東鉄線の上水駅で15、16日に行われたデモで、一部の参加者が英国植民地時代の旗を振りながら、「中国人は中国に帰れ!」と叫んでいたことが分かった。写真は香港の地下鉄。

(1 / 8 枚)

2012年9月19日、中国広東省の深センと隣接する香港地下鉄東鉄線の上水駅で15、16日に行われたデモで、一部の参加者が英国植民地時代の旗を振りながら、「中国人は中国に帰れ!」と叫んでいたことが分かった。環球時報が伝えた。

その他の写真

記事によると、デモは数百人規模で、15、16日の2日間、上水駅を取り囲むようにして行われた。深センと隣接する同駅は、香港から携帯電話、パソコン、粉ミルクなど大量の商品をこっそり持ち込み、中国本土で売りさばく密輸団の玄関口と化しており、「水客」と呼ばれる運び屋が大勢出入りしている。特に中国本土から香港への個人旅行が解禁となった2003年からその数は急増。そのせいで、地元では急激に治安が悪くなったとの不満がたまっていた。

15日、デモ参加者の1人が突然、「中国人は中国に帰れ!」と書かれたプラカードを掲げたことをきっかけに、こうした不満が一気に爆発。ちょうど居合わせた「水客」らと口論となり、殴り合いに発展、警察官数十人が出動する騒ぎとなった。続いて16日には、英国植民地時代の香港の旗を掲げながら、「香港の自治」を訴える参加者の姿も見られた。(翻訳・編集/NN)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携