韓国で盆・正月後に離婚が増える理由―中国メディア

Record China    2018年9月26日(水) 20時10分

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韓国・アジア経済は25日、「韓国では近年、伝統的な祝日が家庭を破壊する危険要因となっている」とし、「お盆や正月などの休暇期間が終わると離婚率が上昇する」と報じている。写真はソウル。

2018年9月26日、中国紙・環球時報(電子版)は、韓国の秋夕(お盆)の休暇が終わったことに関連し、韓国・アジア経済の25日付けの報道を引用し、「韓国では近年、伝統的な祝日が家庭を破壊する危険要因となっている。お盆や正月などの休暇期間が終わると離婚率が上昇する」と報じた。

韓国最高裁の統計によると、2012年1月から17年8月までのお盆と正月のあった月に、裁判所が受理した離婚訴訟案件は、その他の月に比べ15%多いことが分かった。また民間の調査によると、女性の88.8%が、祝日に家事負担が増えることなどから「かなりのストレスと負担を感じる」と回答しているという。

祝日期間に女性が家庭内暴力などの被害を受ける事件も増えている。韓国女性家族部の統計によると、2013~17年の正月とお盆の期間に、全国の「女性緊急電話」に寄せられた家庭内暴力の相談件数は計3万1416件に上ったという。相談件数は2013年の3163件から17年の8779件へと、5年間で2.78倍増加している。被害の内訳は、「家庭内暴力」が60.7%で最も多く、「性的暴行」が4.54%、「性的売買」が1%だったという。

23日付の韓国紙・朝鮮日報によると、専門家は「女性は祝日に家事労働だけでなく、しゅうとめや夫の兄弟の妻への気遣いなどのストレスに悩まされる。だが夫の多くはこれを理解せず無関心であるため、知らず知らずのうちに夫婦間に亀裂を生んでいる」と指摘しているそうだ。(翻訳・編集/柳川)

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