<尖閣問題>在日中国人の78%、「反日デモ後も生活に影響なし」―華字メディア

Record China    2012年9月18日(火) 23時7分

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16日、尖閣問題による反日デモの拡大後も、在日中国人の77.6%が「日本での生活に何の影響もなく、普段通りに暮らしている」と答えた。写真は16日、浙江省杭州市で起きた反日デモ。

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2012年9月16日、中国国外最大の中国語ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)サイト・留園網が在日中国人を対象に行ったアンケート調査によると、尖閣問題による反日デモ拡大後も、回答者の77.6%が「日本での生活に何の影響もなく、普段通りに暮らしている」と答えた。

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調査には日本に住む中国人1439人がインターネットによる投票形式で参加。中国での反日デモ拡大を受け、日本での生活に関する6項目について尋ねた。

「尖閣問題によるデモ拡大で、日本での生活が打撃を受けたか」との問いには、77.6%が「影響はない。普段通りに暮らしている」と回答。「影響はあったが大きくない」(20.2%)、「影響は大きい。日常生活に支障がある」(2.2%)を大きく上回った。

「日本人は尖閣問題をどう見ていると思うか」との問いには、60.8%が「少なくとも自分が接する日本人に、関心がある人は多くない」と回答。「日本人はそもそも尖閣問題に関心がなく、メディアや政治家が話題にしているだけ」は24.3%で、日本人の関心の低さを指摘する声が8割を超えた。一方、「日本政府の尖閣問題に対する立場は、日本の民意を代表している」は12.6%、「尖閣問題に対する日本の民意は、日本政府の態度より強硬だ」は2.3%にとどまった。

「尖閣問題による日中対立をどう思うか」には、53.9%が「日中両国が自制し、争いを棚上げし、安定を維持してほしい」と回答。「尖閣諸島は中国の領土で、中国は強気に出るべきだ」は34.7%、「自分には関係がないのでどうでもいい」は9.5%、「尖閣諸島は日本の領土だ」は2.0%だった。

「日本に住む中国人は今後どうなると思うか」には、78.3%が「なんとも言いがたい。状況をみて進むべき」と回答。「在日中国人を取り巻く環境は悪くなる」と悲観する人は12.6%、「将来は明るい」は9.0%だった。

「日本に暮らして日本人に差別を受けたことはあるか」は、64.1%が「受けたことはあるがごくたまに」、29.3%が「差別を受けたことはない」と回答。「いつも差別されている」は6.5%だった。

「日本に対する好感度」は、48.0%が「想像したほど良くはなかったが、全体的にはいい」と回答。「まあまあ」が29.8%、「とても良い」が18.6%とおおむね良好で、「ひどい」と答えた3.6%を大きく上回った。(翻訳・編集/AA)

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