2012年9月17日、中国の芸能人協会が尖閣諸島問題について、日本批判の姿勢を表明した。人気アーティストのジェイ・チョウ（周杰倫）らの名が会員として列記されていたが、ほぼ全員がこれを否定した。中時電子報が伝えた。

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中国のベテラン俳優タン・グオチャン（唐国強）が会長を務め、約260人の芸能人が加入する「中国廣播電視協会演員委員会」は、日中間で紛糾が高まる尖閣諸島問題について、正式に日本批判の姿勢を表明した。会に籍を置く芸能人として、人気アーティストのジェイ・チョウ（周杰倫）、ドラマ「流星花園〜花より男子〜」で知られるF4のヴィック・チョウ（周渝民）、同じくF4のジェリー・イェン（言承旭）、女優のリン・チーリン（林志玲）、女性歌手ココ・リー（李［王文］）など、台湾人タレントの名前が声明文とともに公開された。

しかし、ジェイの個人事務所｢杰威爾音楽有限公司｣（JVR）では、「同協会を知らないし、加入したこともない。協会の今回の行動についても知らない」とコメントを発表。ヴィック・チョウとジェリー・イェンのマネジャーも、「入会した覚えはない」と回答している。名前の挙がった台湾人タレントのほぼ全員が会員であることを否定しており、同協会の声明文そのものを疑問視する声も聞かれている。（翻訳・編集/Mathilda）