「香港は高速鉄道新時代に」=香港と広州結ぶ高速鉄道が全線開通―中国メディア

Record China    2018年9月24日(月) 13時50分

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23日、中国の広東省広州市と香港を結ぶ「広深香高速鉄道」が全線開通した。

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2018年9月23日、中国の広東省広州市と香港を結ぶ「広深香高速鉄道」が全線開通した。これに先立って行われた22日の開通式で、香港の林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は「香港は国家の高速鉄道網に加わった。高速鉄道の新時代に歩みを進めた」と指摘した。参考消息網が伝えた。

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広深香高速鉄道は列車「動感号」で広州南駅と香港の西九竜駅を約47分で結ぶ。西九竜駅で行われた開通式では広東省の馬興瑞(マー・シンルイ)省長もあいさつに立ち、「香港区間の開通(中国本土側は既に開通済み)は重要な里程標。香港と本土の協力、『1時間生活圏』の実現、国際的な港湾エリアの建設に役立つ」と発言。式典終了後に行政長官らは駅構内を視察し、「動感号」に乗って西九竜駅―広州南駅を往復した。

本土と香港を結ぶ高速鉄道の開通は海外メディアも取り上げており、ロイターは「中国政府は香港を珠江デルタの大港湾区に溶け込ませる努力を拡大。サンフランシスコ湾や東京湾を手本に、人、モノ、産業のより良い融合を期待している」と報じたという。

今回の香港区間の開通により、北京、上海鄭州武漢など本土の複数の都市と香港が高速鉄道で結ばれることになる。うち、北京西駅―西九竜駅の所要時間は約9時間。23日に北京西駅から香港に移動するという女性からは「誕生日当日に最初の香港行き列車に乗ることができるなんてとても幸運だと思う」との声が上がったそうだ。(翻訳・編集/野谷

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